パープルセーバー

公開:2023.5.26
更新:2023.5.28

三角表示板の代わりに! コンパクトな「PURPLE SAVER(パープルセーバー)」

高速道路や自動車専用道路で、事故や故障による緊急停車をするときに使う「三角表示板(停止表示板)」。後続車両からの追突を防ぐために重要なものですが、新車購入時に付属していないことが多く、自分で購入して用意しないといけないことはご存じでしょうか。

これから三角表示板を購入する方や、三角表示板を携行しているけれど車内でかさばるとお困りの方には「PURPLE SAVER(パープルセーバー)」というアイテムがおすすめです。三角表示板と同じく道路交通法に適合するライトで、コンパクトに収納できること、車内から安全に設置できることなどから、最近注目を集めています。

目次

高速道路上でのトラブルには、三角表示板などの表示が必須!

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みなさんのクルマに、三角表示板は携行していますか?

三角表示板は、事故や故障でやむを得ず緊急停車するときに使う停止表示器材の一種です。一般道路では表示義務はないものの、高速道路や自動車専用道路で車両を緊急停止させる場合には、停止表示器材の表示義務があります。停止表示器材による表示は、後続車両への注意喚起をして二次災害を防ぐために必要です。この表示義務を怠ると「故障車両表示義務違反」となります。

エーモン工業株式会社

出典:エーモン工業株式会社

違反の種別 : 故障車両表示義務違反

違反点数  : 1点

罰則金   : 大型車⇒7千円、普通車⇒6千円、二輪車⇒6千円
※車両の種類によって異なります。

(参考)警視庁 「交通違反の点数一覧表」「反則行為の種別及び反則金一覧表

 

しかし、三角表示板は、発煙筒と違い新車購入時に付属していないことがほとんどで、カー用品店やネットで購入しなくてはなりません。また、車内にずっと携行していると、荷物が多いときに意外とかさばって気になる……という方もいるのではないでしょうか。

そんなときおすすめなのが、三角表示板の代替となる「PURPLE SAVER(パープルセーバー)」というアイテムです。

小さくても、機能は充分! 安心して使える「PURPLE SAVER(パープルセーバー)」

パープルセーバーは、その名前のとおり、紫色のLEDライトが点滅するアイテムです。三角表示板と同じく道路交通法で定められた基準を満たしているため、安心してお使いいただけます。

パープルセーバー

パープルセーバーの視認性は非常に優れており、昼間では約300m、夜間は約800m先の後続車に存在を知らせることができます。(乾電池の残量や使用環境により視認距離は異なります。

三角表示板は、昼間は赤の蛍光色、夜間は後続車のライトに反射し、約200m後方から確認することができるのに比べると、その違いがわかりますね。

 

また、乾電池式で、最大約5時間の連続使用ができるうえに、防水カバー付きなので雨天時のトラブルにも対応できます。片手で持てるコンパクトなサイズ感は、クルマだけではなくバイクに乗る方も携行しやすく、便利ですね。

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おおむね3,000円以内で購入できます

パープルセーバーはボタンを押して車両の屋根に設置するだけ!

パープルセーバーは、スイッチをONにして車両の屋根に設置するだけという使いやすさも特徴的です。

 

三角表示板は、組み立ててから車両の50m以上後方に設置するのが望ましいとされています。しかし、車道を50m歩いて設置するのは不安で危険ですよね。パープルセーバーなら、マグネットが固定できる屋根であれば、本体に内蔵されたマグネットでしっかりと固定できます。トラブルが起きたときに、すばやく安全に後続車に自車の存在を知らせることができるので安心です。

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【安全を確保するには】
三角表示板やパープルセーバーを使う状況にならないに越したことはありませんが、万が一高速道路で事故や故障などのトラブルがあった場合、まずは、落ち着いて安全確保を行うことが大切です。

 

トラブルが起きたら、ハザードランプを点灯させ周囲に危険を知らせつつ、路肩に寄せるか、安全な場所に車両を移動させます。同乗者がいたら、ガードレールの外側など安全な場所に避難させ、その後、三角表示板やパープルセーバーで後続車への注意喚起を行います。最後に、運転手もガードレールの外側に避難し、救援依頼を行います。

場合によっては発煙筒や非常信号灯も使うなど、二次被害を防ぎましょう。

パープルセーバーを携行して、安全なドライブを楽しみましょう 

三角表示板やパープルセーバーのような停止表示器材は、高速道路や自動車専用道路を走行するときには、万が一の備えとして携行しておきたいですよね。

 

ご自身はもちろん、ご家族や友人など身近な方のクルマにも携行されているか、ぜひ確認してみましょう。クルマに乗る機会が多い方に、ドライブの安全対策として贈り物にしても、意外と喜ばれるかもしれません。もしものときの安全を守る停止表示器材を携行して、安心してドライブを楽しみましょう。

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