【キャンプ初心者】ピクニック→BBQ→デイキャンプの順でアウトドアを楽しむのがおすすめ
春から夏、秋にかけては、アウトドアを楽しむには絶好のシーズンです。ところが、これからキャンプをやってみたいけれど、どんなキャンプ道具をそろえたらいいのかわからず、足踏みをしている方も少なくないでしょう。ここでは、キャンプに行く前のアウトドア入門として、ピクニック、バーベキュー、デイキャンプなどを楽しむために必要な道具などをご紹介します。
目次
アウトドアのはじめの一歩は、ピクニックやBBQがおすすめ
ひとことでアウトドアといっても、その内容は多岐にわたっていて、キャンプ、トレッキング、登山、釣りから、ゴルフ、サーフィン、スキー、ランニングなどのスポーツまで、さまざまなアクティビティがあります。これらは、それぞれ違った魅力があるので、いろいろ試してみて、自分に合ったアクティビティを見つけていくのが、アウトドアを楽しむためのコツかもしれません。
とりわけキャンプは、友達や家族などの大人数でも、ソロでも気軽に楽しめるアウトドアとして人気の高いアクティビティ。ただ、キャンプをはじめるにはある程度の道具や知識が必要で、いきなりすべての道具をそろえるのは、ためらいますよね。初心者であれば、まずはキャンプより手軽に楽しめるピクニックやバーベキュー(以下、BBQ)からアウトドアの雰囲気を味わってみるのはいかがですか。
ピクニックやBBQをするには、どんな道具が必要なの?
ピクニックやBBQは、お手持ちの道具だけでも楽しめますが、プラスで道具を用意すると、もっと便利で楽しくなります。最初から無理にたくさんの道具をそろえる必要はなく、その都度必要な道具を買い足していけば、いずれはキャンプができるほど多くのアウトドアグッズがそろいます。
ピクニックに必要なグッズ類
小さなお子さまやわんこと近場の公園など楽しむことのできるピクニックは、アウトドアのはじめの一歩としておすすめです。ピクニックでは、サンドウィッチなどの軽食やお弁当、おやつ、それにジュースやコーヒーなどの飲みものを用意しますが、それらも含めて次の道具があれば快適に過ごせるでしょう。
・お弁当やおやつ
・飲みもの
・レジャーシート
・紙コップ・紙皿
・カトラリー類(箸・スプーン・フォークなど)
・ティッシュペーパー・ウエットティッシュ
・ゴミ袋
ピクニックで、さらにワンランク上の快適を求めるなら
ピクニックする場所によっては、地面に座れないこともあるので、キャンプ用の小型テーブルやチェアなどもあるとくつろげる場所が確保できるので便利です。夏は、日陰で休めるように、サンシェードテント(日よけ用の簡易テント)を用意すると快適に過ごせます。
コンパクトテーブル & チェア
サンシェードテント
BBQで必要な道具類
BBQは、ピクニックの道具をベースにしながら、基本的にはBBQコンロや炭など調理に必要な以下の道具をそろえていけばOK。100均でそろえられるので、気軽に試せるのが魅力です。なお、BBQは火を取り扱うので、指定された場所やキャンプ場以外では行わないようにしましょう。
・食材(肉や野菜など)
・調味料(塩やコショウなど)
・飲みもの
・BBQコンロ
・炭・ライター・着火剤
・火ばさみ・トング
・まな板・包丁
・テーブル・チェア
・キッチンペーパー
・コップ、紙皿、カトラリー類
・ウェットティッシュ、ごみ袋
・クーラーボックス
本格的なキャンプの前にデイキャンプで予行演習をしてみよう
道具もそろってきて、アウトドアに慣れてきたようであれば、日帰りのデイキャンプに行ってみましょう。いきなり宿泊を伴うキャンプはハードルが高いので、日帰りで楽しみながら道具や準備の不足がないか確認できます。
デイキャンプで必要なグッズ類
デイキャンプとBBQは混同されがちですが、BBQは単にアウトドアで料理を楽しむもの、デイキャンプはテント設営をしつつも日帰りをするという違いがあります。たいていはキャンプでも食事はBBQをすることが多いので、持ち物としてはピクニックとBBQで用意したグッズを基本としながら、さらに以下の道具が必要になります。
・テント
・タープ(日よけ・雨よけ用の幕)
・食器(皿、コップなど)
・調理用品(フライパン、ナベなど)
・焚き火台
・薪
・遊び道具
ピクニック → BBQ → デイキャンプのステップでキャンプを楽しもう
キャンプは大自然の中で自由な時間を過ごしながら、普段の生活とは違う非日常を味わえるのが最大の魅力です。ただ、自然が相手なだけに、専用の道具やある程度のノウハウがないと、大変な思いをしてしまう可能性があります。
いきなり宿泊型キャンプにチャレンジする前に、まずは気軽にピクニックやBBQを体験して、アウトドアの楽しさを実感することが大切。そのうえで、デイキャンプで宿泊型キャンプの予行演習をするのがおすすめです。ぜひ、アウトドアの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。