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公開:2024.3.22

「水温警告灯」が点灯したときの原因と対処法は?

クルマのメーターパネルにある、温度計と波線が組み合わさったマークは、「水温警告灯」です。この警告灯は、赤色のほかに青色や緑色に点灯することがあります。 もし赤色の「水温警告」が点灯したら、オーバーヒートを起こして故障してしまうかもしれません。その場合は、速やかに安全な場所にクルマを停めて点検するようにしましょう。

目次

水温計と波線のマークは「水温警告灯」

水温警告灯_赤

温度計と波線のマークは「水温警告灯」といい、赤色のほかに青色や緑色に点灯することがあります。赤色で表示された場合は「高水温警告灯」とも呼ばれ、エンジンの冷却水の温度が上がりすぎていることを表しています。青色もしくは緑色で表示された場合は「低水温警告灯」とも呼ばれ、冷却水の温度が低いことを表しています。

エンジンを冷やす液体「クーラント液」の温度を示している

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水温表示がメーター式になっているものもあります

このように水温警告灯は、エンジンの冷却水の温度を示す警告灯です。

常に高温で動き続けるエンジンを冷却するための液体のことをクーラントまたはLLC(ロング・ライフ・クーラント)、熱を持ったクーラントを冷やすパーツのことをラジエーターといいます。そのためエンジンの冷却水のことを「クーラント液」や「ラジエーター液」と呼ぶことがありますが、どちらも同じものを指しています。

 

クーラント液は主に赤・緑・青・ピンクで着色されており、ボンネットを開けたときにクーラント液が入った半透明の容器が見えます。

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水温警告灯が青色や緑色に点灯したとき

エンジンをかけはじめたときはクーラント液が冷えているので、青色や緑色の水温警告灯が点灯することがあります。しばらく走行してクーラント液が温まれば、水温警告灯の表示が消えていきますので問題ありません。

ただし、しばらく走行しても点灯が消えない場合は、冷却系統の不具合が起きている可能性があるので、整備工場やディーラーで点検してもらいましょう。

水温警告灯_青

水温警告灯が赤色に点灯したときは、すぐに安全な場所に停車させよう

一方で、水温警告灯が赤色に点灯したときは、いわゆる「オーバーヒート」状態になり、大きな事故や故障の原因になりかねません。すぐに安全な場所にクルマを停め、エンジンを停止させましょう。

 

クーラント液の適正温度は車種により異なりますが70~90℃前後で、これが異常に高くなったときに赤い水温警告灯が表示されます。エンジンは動いている限り熱を持ち続けますので、まずはエンジンを停止させ、エンジンとクーラント液を冷やす必要があります。停車してすぐはエンジンが高温になっていますので、慌ててボンネットを開けないようにしましょう。

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温度が上昇する原因としては、「クーラント液の量が少ない」「クーラント液がどこからか漏れている」「冷却システムの故障」といったことが考えられます。赤色の水温警告灯が点灯したら放置せずに、整備工場やディーラーに連絡し、速やかに点検をしてもらいましょう。

クーラント液は、定期的に点検し補充・交換をする

クーラント液は、一般的におよそ2年で補充や交換が必要です。エンジンを冷やすために循環しているものなのですが、長く乗り続けていればその分劣化し、量も少しずつ減っていきます。また、ただの水ではありませんので、減ったからといって水道水で補充してはいけません。

クーラント液の残量は、定期点検で確認してもらったり、ボンネットを開けて自分で確認したりすることもできます。不安なかたは、エンジンオイル交換のときなどに一緒にチェックしてもらうと安心ですね。

Male serviceman hands pouring blue washer

【まとめ】赤い水温警告灯が点灯したら、すぐに整備工場へ

水温警告灯は、エンジンを正常に動かすための冷却水の温度をお知らせするものです。水温警告灯が青色や緑色で走行してしばらくして消えれば問題ありませんが、赤色に点灯したときは深刻なトラブルになる前に、すぐに整備工場やディーラーに連絡しましょう。

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