
羊毛フェルトの風鈴で、暑い夏にひとときの涼しさを
夏の風物詩のひとつである風鈴は、風をうけて奏でる涼しげな音色で暑さを忘れさせてくれます。今回はクルマの中でも楽しめるように100均の羊毛フェルトと鈴を使って、割れない風鈴をハンドメイドしました。揺れる車内で聴こえる音色が、夏の雰囲気を一層引き立てます。
目次
材料と道具
・羊毛フェルト
・鈴
・プラスチック製シート(クリアファイルなどでもOK)
・マスキングテープ
・ひも(50cmくらい)
・飾り用のビーズ、ワッペン
ニードル/ニードル用マット/刺しゅう用針/目打ち/ハサミ/手芸用ボンド

つくりかた
1.風鈴の頭の部分をつくりましょう
はじめに、風鈴の頭部分である「磬(けい)」を羊毛フェルトでつくっていきます。
縦 約9cm×横 約11cmの大きさに羊毛フェルトを広げ、フェルト用マットの上に置きます。ニードルを使って、縦幅が約半分になるようにフェルトを少しずつ刺し固めていきます。

縦 約5cm × 横 約11cm になるまで形を整えていきます。
ニードルを差し込むときは、あまり力を入れすぎずていねいに刺すのがポイント。羊毛フェルトは、ニードルで刺した数が多くなるほど固くなります。

形が整ったら、筒状になるように横半分に折り、右端を刺し固めます。


筒状になったら、筒の上側も刺し固めていきます。コップ型になるように形を整えながら指し固めます。

大きさは、縦 約7cm × 横 約5cm になりました。コップのような形の「磬(けい)」ができました。

ワッペンがあれば、ボンドで風鈴に貼りつけます。

2.短冊をつくりましょう
短冊は、プラスチック製シートでつくりました。紙よりも少し重さがあるので、風鈴全体の重さのバランスがとりやすいです。プラスチック製シートを縦 約11.5cm × 横 約4cm の長方形に切り、マスキングテープを表裏に貼りつけます。

目打ちで、短冊の上部に糸を通す穴を開けます。

目打ちで開けた穴にひもを通し、玉止めします。玉止めが見えないように表裏に厚みのあるシールを貼りつけました。

3.ひもを通しましょう
ひもに鈴やビーズ飾り、「磬(けい)」を通して、風鈴の形に整えます。
落ちないように玉止めをしながら、ビーズや鈴をひもに通していきます。「磬(けい)」の閉じているところの中心にひもを通します。クルマに飾るためにひもの端に輪をつくります。

羊毛フェルトの風鈴が完成しました。

クルマの中でも風鈴の涼しさを味わう
羊毛フェルトを使った手づくり風鈴をクルマの中に飾りました。
ガラスではなく羊毛フェルトなので、もし落としても割れる心配を気にせずに飾れます。クルマの揺れに合わせて、鈴がチリンチリンと鳴るさまも、夏の暑い車内を涼やかにしてくれそうです。

100均の材料で手軽につくれるので、お好みの色や柄で羊毛フェルトの風鈴をつくってみてはいかがでしょうか。クルマの中に夏の風情を味わえる飾りを取りいれて、夏を楽しんでください。

