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公開:2024.10.8

秋の夜長を感じるお月見リースで、和の心を味わう

秋が深まり夜が長くなると、お月見の季節が来たのを感じますよね。お月見をするなら、一年で最も月が美しく見える「十五夜(中秋の名月)」のほかに、「十三夜」、「十日夜(とおかんや)」もおすすめです。
2024年10月15日の「十三夜」に向けて、豊かな秋の収穫への感謝の気持ちを手づくりの飾りに込めました。100均で簡単に手に入るアイテムや刺しゅう枠を使ったお月見リースをクルマの中にも飾って、小さなお月見を楽しみませんか。

目次

材料と道具

・刺しゅう枠(直径17cm)
・ハギレ(黒) 20×20cm
・クラフトバンド(黄色・12本幅) 約200cm
・シール付きちりめん布(白・赤) 15×15cm
・手芸用シール付きスポンジシート 15×15cm
・だんご用のビーズ、フェイクフラワー など
ハサミ/手芸用ボンド/ストラップ用ひも/赤油性ペン

※手芸用シール付きスポンジシートは、厚紙と手芸用の接着芯で代用することもできます。スポンジや接着芯があると、立体的な作品になります。

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1.刺しゅう枠にハギレを貼り、土台をつくりましょう

黒いハギレの上に刺しゅう枠を置き、刺しゅう枠より3cmほど大きい円になるように黒いハギレを切ります。

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黒いハギレで夜空をイメージしました

ハギレの刺しゅう枠からはみ出た部分に、15~20か所ほど切り込みを入れます。刺しゅう枠にボンドを付けて、黒いハギレを刺しゅう枠に巻きつけるように貼りつけます。

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次に、55cmに切ったクラフトバンド(12本幅)を4本幅に割き、3つに分けます。

4本割き

割いたクラフトバンドの3本を束ね、先端をテープでしっかり巻き留めます。

クラフトバンドを三つ編みにしていきます。

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端まで三つ編みをしたら、テープで巻き留め固定します。これで三つ編みにしたクラフトバンドができました。

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先ほどつくった黒のハギレを貼りつけた刺しゅう枠の内側に、三つ編みにしたクラフトバンドを貼りつけて、土台のアクセントにします。

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2.お月さまの飾りをつくりましょう

つづいて、土台に飾るお月さまをつくります。

直径6cmの円の型紙を切りとり「お月さま」をつくります。

クラフトバンドを8cm長さに切ったものを9枚用意します。そのうち5枚をお月さまの台紙の上に並べて貼りつけます。

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台紙の円からはみ出た部分を、切り取ります。そのあと、表側にしてバツ(×)になるような向きでクラフトバンドを2枚ずつ貼りつけます。

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再びはみ出た部分を切り取ると、お月さまができました。

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3.跳ねうさぎの飾りをつくりましょう

まずは、シール付きスポンジシートに「うさぎ」のパーツをとり、全て切り取ります。

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ウサギのパーツイメージ:上段のピンク内は赤いちりめんでつくるパーツです

次に、シール付きちりめんの裏面に、台紙となるスポンジシートをシール面同士を合わせて配置します。

赤いちりめんにはうさぎの耳の内側とシッポを重ね、それ以外は白いちりめんでつくります。

重ねた台紙より1cm外側の位置で、ちりめんをカットしていきます。

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カットしたちりめんと台紙をひとつずつ貼りつけます。曲線になっているところには、切り込みを入れてしわにならないように貼りつけます。

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ていねいにゆっくりとちりめんを台紙に貼りつけます。

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貼りつけたら、はみ出した部分を切りとり、形を整えましょう。

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表面にしたところ

同じようにすべてのパーツをつくります。

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うさぎのパーツを組み合わせます。

耳のパーツは、白いちりめんパーツの上に、赤いちりめんパーツを重ねてボンドで貼りつけます。同じものを2つつくりました。

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胴体は、2つのパーツを少しずらして貼りつけます。

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同じように、ボンドで胴体に頭を貼りつけます。

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さらに、先ほどつくった耳としっぽを貼りつけます。片方の耳としっぽは、胴体の後ろに貼りつけていきます。

最後に、赤油性ペンで目と口を描いたら、跳ねうさぎができました。

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4.おだんごと三方をつくりましょう

クラフトバンド1.5cmを縦におき、その上に横向きの3cmのクラフトバンド置きます。

さらにおだんご代わりのビーズを3つ上に並べます。

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5.土台に貼りつけましょう

できあがったお月さま、跳ねうさぎ、おだんごを土台に貼りつけます。

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お好みのフェイクフラワーをすき間に貼りつけたら、お月見リースのできあがり。

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お月見リースを飾って車内に秋の風情を

クルマの後部座席のヘッドレストにストラップでつるして飾りました。

車内9

お月見では、ススキを飾り、お団子や秋の収穫物を供えて、月に感謝の気持ちを表すといいます。澄んだ夜空に浮かぶ丸い月を眺めながら、静かな時間を過ごすことは、現代の忙しい日常の中で忘れがちな「和の心」を思い出させてくれるでしょう。

 

ドライブ中でも、秋の日本文化を感じる飾りで、車内を和やかな空間にすれば、ちょっとしたゆとりが生まれるかもしれませんね。

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