毎日のドライブを、わたし色に。まいっぺさんの心をときめかせる“ソライロジムニー”
今回ご紹介する『暮らしとくるま』のInstagramフォロワーは、まるで澄んだ青空のような淡いブルーが印象的な“ソライロジムニー”を、自分らしくコーディネートして楽しむmaippeeeee_jimnylifeさん(以下:まいっぺさん)。まいっぺさんは、2024年の暮らしとくるまフォトコンテストで『#くるまデコ賞」を受賞されたほか、いつも「#旅の思い出とクルマ」や「#くるまデコ」などのハッシュタグをつけて、愛車との日々を丁寧に切り取った写真を投稿されています。今回はまいっぺさんに、愛車である“ソライロジムニー”とともに過ごす日々について伺いました。
目次
クルマに無関心だったわたしが、“好き”を見つけた
―まいっぺさんの愛車スズキ ジムニーは、外観も内装もとてもすてきにカスタムされていますね。最初に「#くるまデコ」を始めたきっかけを教えてください。
実ははじめてクルマに乗ったころは、カスタムには全く関心がありませんでした。だから、通勤のための移動手段として、見た目の可愛さで選んだラパンに乗っていました。
でもラパンを乗り換えるとき、明るい水色のクルマに乗りたくて、調べてたどり着いたオフブルーメタリックのハスラーを選んでから、少しずつクルマの見た目や車内空間にもこだわりたくなったんです。
―スズキ ハスラーを購入されたのがきっかけだったんですね。どんな変化がありましたか?
はい。ハスラーに乗り始めてから、他のオーナーさんのカスタムを参考にしたくてInstagramを始めました。投稿を重ねるうちに、同じハスラーオーナーの方々と交流するようになって。
同じ車種で集まる“ハスラーミーティング”や、自分と同じボディカラーのクルマが集まる“オフブルーのオフ会”に参加するうちに、クルマに詳しい方々に出会い、「こんなカスタムがしたい」という憧れが強くなって、少しずつ自分なりのカスタムを始めました。
まいっぺさんのハスラーの車内
最初は、車内にハワイアンテイストの雑貨を少し飾る程度でしたが、次第にタイヤやホイールも変えて、どんどんクルマをカスタムしていく世界にのめり込んでいきました。
ハワイアン雑貨をちりばめたトランクルーム
オフロード風のゴツゴツとしたタイヤに白いペイントが映えます
ハスラーから、憧れの“ソライロ”ジムニーに
―ハスラーに乗り換えてから、まいっぺさんは「#くるまデコ」に目覚めたのですね。今は、お気に入りのハスラーからジムニーに乗り換えられていますが、何か気持ちの変化があったのでしょうか?
実は、2台目のハスラーを選ぶときからすでにジムニーへの憧れはあったんです。でも、当時のジムニーは納車までかなり時間がかかることや、自分の好きな明るい水色のボディカラーのラインアップが無かったことから、諦めていました。
でも、ハスラーのカスタムを調べていく中で、Instagramにジムニーを持つクリエイターさんの内装アイテムをたくさん見つけたんです。それらのアイテムがいろんなジムニーオーナーさんの車内に飾られているのを見るうちに、“やっぱりジムニーに乗りたい”という気持ちが強くなっていきました。また、ボディを好みの色に塗り替えられることも知りました。
ジムニーオーナー兼クリエイターの作品の数々
そんなときに、偶然“ソライロジムニー”を1週間だけ借りられる機会があったんです。
借りるときには、“誘惑に負けて買わないぞ! ”って決めていたのに、実際に乗ってみたらすっかり心をつかまれてしまいました(笑)。
結局、2年半ほどジムニーを買おうか悩んでいたのが、返却するときには、ボディ全体を塗り替えるオールペンをして理想のソライロに仕上げたジムニーを迎えようと決心していましたね。
―ついに憧れを実現されたんですね! ハスラー時代との「#くるまデコ」の違いはありますか?
ハスラーのときは海の似合うカッコ可愛いテイストにするために、私の中でブルー:ホワイトのバランスが、“8:2”というルールがありました。
ブルー:ホワイトのバランスが、“8:2”のスズキ ハスラー
でもジムニーでは、“7:3”くらいに変化しています。ハスラーは、白を入れすぎちゃうと甘くなりすぎてしまうと思っていたので”8:2”にしていたのですが、今のほうが若干白の配分が多いですね。ジムニーのほうがハスラーより少しかっこいい要素が強いからなのかな? 自分にしかわからないこだわりかもしれませんが、ブルーとホワイトのバランスが大事なんです。
ブルー:ホワイトのバランスが、“7:3”のスズキ ジムニー
あとは、ハスラーのときもいろいろこだわっていましたが、やっぱりジムニーはジムニーデザインの内装アイテムを製作するクリエイターさんが多くて、カスタムの幅が広いです。
ジムニーの顔をモチーフにしたカーフレグランス
いろんなクリエイターさんのアイテムを取り入れながら、自分だけの世界をつくっているので、どんどんカスタム沼にはまっていきますね。
クルマは、わたしのもうひとつのお部屋
―好きなことって、どんどん深みにハマりますよね。外観はソライロが印象的ですが、内装はまた違った雰囲気ですね。
そうですね。外観はブルー×ホワイトを基調にしていますが、内装は落ち着いたキャメルのシートカバーに、ハワイアングッズやウッドパーツ、レジンなどのように、私が好きな“海”を感じられる小物を取り入れています。
お家よりも“好き”が詰まっているかもしれません(笑)。通勤やドライブなどクルマに乗る時間が長いからこそ、クルマの中のほうがウキウキする空間になるようにこだわっています。
―まさに自分のお部屋ですね。今後やってみたい「#くるまデコ」はありますか?
メーターパネルをウッド調にしたり、屋根に白く塗装したキャリアを取り付けたりして、もっと“理想のソライロジムニー”に近づけたいと思っています。少しずつジムニー貯金をしながら、楽しんで進めていきたいです。
写真で伝えたい、わたしの世界
―まいっぺさんの写真は、ジムニーと一緒に写るご自身も含めて、写真の世界観が完成されていてすてきですね。写真撮影でこだわっているポイントはありますか?
ありがとうございます。写真を撮るときは“空の色”と“ファッション”のバランスも意識しています。
風景とクルマ、そしてファッションまでトータルでコーディネートして、一枚の写真から自分なりの“ストーリー”を感じてもらえるように心がけています。
ファッションは、南国っぽく見せたいときはワンピース、アクティブに見せたいときはデニムなど、シーンに合わせて服を選ぶことも多いです。
記念日フォトのような、特別な撮影をするときは、現地で着替えていろいろな服で試行錯誤することもあります(笑)
ジムニー納車1周年記念日フォト
―1枚の写真の裏に、そんな苦労が隠されていたんですね!
誰かのために撮っているわけではありませんが、写真を見た人が“感動した”と言ってくれると、自分の気持ちを共有できた気がしてとてもうれしいです。
クルマは、わたしを映すもうひとつの姿
― 最後に、まいっぺさんにとって「クルマ」とは?
自分だけの安心できる居心地のよい場所であり、ファッションの一部でもあります。自分がお気に入りの服で出かけるとうれしいように、クルマも同じようにおしゃれにかわいくしてあげて、出かけたいと思っています。
以前はただの移動手段だったクルマが、いつの間にか“自分の新しい一面”を見せてくれる存在になりました。愛車を通じて、車種を超えてカーライフを楽しむオーナーさんとつながれたことも、私にとって大切な宝物です。
これからも “好き”を重ねていくカーライフ
お気に入りの服を選ぶように、愛車にも“わたしらしさ”を添えていく。まいっぺさんの“ソライロジムニー”には、そんな日常のときめきが詰まっています。日々の暮らしを支えてくれるクルマが、今では自分の内面の世界を映し出す、もっと大切でかけがえのない存在になっています。
空の色、ファッション、そしてクルマ——
きっとこれからも青空の下で、水色を愛するまいっぺさんの世界は広がっていくのでしょうね。
取材協力・写真提供いただいたInstagramフォロワーさん:maippeeeee_jimnylife さん
