【ご当地ナンバープレート】キュートなさくらんぼがナンバーに! ご当地ナンバープレートと絶景ドライブスポット
クルマに必ずついているナンバープレート。 全国の個性が光る“ご当地ナンバープレート”は、地域の魅力を詰め込んだデザインが魅力です。図柄入りのナンバープレートは、さまざまな土地の文化や風景が伝わってきて、見ているだけでも楽しいですよね。 今回は、キュートなさくらんぼが描かれたご当地ナンバープレートとドライブで訪れたい山形県の絶景スポットをご紹介します。
目次
山形の名産さくらんぼが描かれたナンバープレート
山形県の図柄入りナンバープレートは、平成30年10月1日から交付が開始されました。これは、“走る広告塔”として、地域の風景や観光資源を図柄とすることにより、地域の魅力を発信することを目的にデザインされたものです。
山形が日本一の生産量を誇るさくらんぼがナンバープレートにデザインされた、愛らしい図柄です。
軽自動車の図柄入りナンバープレートには「黄色」、事業用登録自動車には「緑色」の縁取りが施されています。
軽自動車用
事業用登録自動車用
ナンバープレートの交換はいつでもOK。寄付金で観光支援も
ご当地ナンバープレートは、新車や中古車購入時だけでなく、車検などのタイミングでも交換可能です(※一部ナンバー変更が必要な場合があります)。
また、フルカラー版を選ぶ場合は、交付手数料に加えて1,000円以上の寄付金が必要です。この寄付金は、交通改善、観光振興などに資する取り組みに活用されます。
カラー版には寄付金が必要です
“つけて、走って、応援する”。
ナンバープレートを通じて、山形県の地域づくりにも参加できるのはうれしいポイントですね。
ドライブで立ち寄りたい! 山形県の絶景スポット5選
自然が豊かな山形県には魅力的な景色がたくさんあります。ここからはドライブで訪れたい山形県の絶景スポットをご紹介いたします。
① 【山形市/上山市】蔵王温泉と蔵王エコーライン
【概要】蔵王温泉は開湯1900年前、歴史ある日本屈指の名湯。蔵王エコーラインは蔵王連峰を横断し、山形県と宮城県をつなぐ絶景ドライブコースです。
【見どころ】 標高900mの蔵王温泉では、硫黄香る白濁の湯に浸かりながら、四季折々の山の表情を堪能できます。温泉街では「玉こんにゃく」や「蔵王そば」が人気。地元の山菜を使った料理も楽しめます。蔵王エコーラインを走れば、4月下旬から5月中旬は雪の壁、9月下旬から10月下旬にかけて紅葉を楽しめます。道中、「蔵王ハイライン」という有料道路を2.5kmほど走れば、標高1,750mの頂上にある展望台から、蔵王山頂の御釜(火口湖)を望む絶景に出会えます。
【クルマでのアクセス】蔵王温泉・蔵王エコーライン共に山形自動車道「山形上山IC」から約30分。蔵王エコーラインは春〜秋の期間限定。11月初旬~4月下旬までは冬期通行止めとなります。
② 【山形市 霞城町(かじょうまち)】山形城(霞城公園)
【概要】最上氏の居城跡を整備した公園。春は桜の名所としても知られています。
【見どころ】春には約1,500本の桜が咲き誇り、城跡が淡いピンクに染まります。復元された東大手門や堀の風景は、歴史と自然が調和した美しさです。園内には旧済生館本館(山形市郷土館)もあり、こちらは東北地方の大規模な洋風化の歴史を示す資料として国の重要文化財に指定されました。明治の洋風建築とともに当時の文化の香りを楽しめます。城跡周辺には「山形牛」のステーキや、地元のフルーツを使ったスイーツが味わえるカフェも点在しているので、観光中にお腹が減っても安心です。お花見シーズンには屋台グルメも充実しています。
【クルマでのアクセス】山形駅から約5分。駐車場あり。
③【山形市/寒河江市/天童市など】さくらんぼ農園
【概要】山形県といえばさくらんぼ。旬の初夏に訪れれば、各地の観光果樹園でさくらんぼ狩りを楽しめます。
【見どころ】佐藤錦や紅秀峰など、真っ赤に輝く宝石のようなさくらんぼを自分の手で摘みとる体験は、写真映えも抜群。雨天でも楽しめるハウス栽培の園地も多いので、お天気を気にしなくていいのはうれしいですね。採れたてのさくらんぼのほかに、園地によっては併設のカフェで果実を使ったスイーツや、ジャムづくり体験を楽しむことができます。
【クルマでのアクセス】各果樹園の公式サイトをご確認ください。
④ 【尾花沢市 銀山】銀山温泉
【概要】大正ロマンの郷愁漂う木造旅館が並ぶ温泉街です。
【見どころ】銀山温泉街は、昼はレトロ、夜は幻想的な景色を楽しめます。ガス灯が灯る夕暮れ時は、まるで映画のワンシーンのよう。人気の旅館は予約を取ることが難しいものの、宿泊して浴衣でのんびりとそぞろ歩きをすれば、非日常を感じる癒しの時間を体験できます。地元の食材を使った懐石料理や、温泉街のカフェで味わう「銀山プリン」が人気です。お土産には手づくりの和菓子や、銀山限定のクラフト雑貨もおすすめです。
【クルマでのアクセス】東北道「古川IC」から約1時間15分 無料の共同駐車場、有料の駐車場あり。
⑤【最上郡 戸沢村 古口】最上川舟下り
【概要】日本三大急流のひとつ最上川と最上峡を満喫する舟下り。義経伝説や芭蕉の旅路を感じるコースです。
【見どころ】松尾芭蕉も旅した最上川を、船頭の唄と語りとともにゆったりと下る舟旅。四季の渓谷美、仙人堂への参拝、川霧に包まれる幻想的な朝など、自然と歴史が織りなす時間が流れます。舟下りの後は、最上川流域の郷土料理「芋煮」や「鮎の塩焼き」でほっこりしましょう。道の駅では地元野菜や漬物、山形の地酒も手に入ります。
【クルマでのアクセス】新庄市街から約30分。
県の魅力が詰まった“走る名刺”。ご当地ナンバープレート
今回は、山形県を代表する名産サクランボがかわいらしく描かれた図柄入りナンバープレートをご紹介しました。
ご当地ナンバープレートは、その県の魅力が詰まった小さな「名刺」のような存在。もし街中で見かけたときには、「これはどこのデザインかな?」と調べてみるのも楽しいですね。デザインから地域の魅力が伝わるのもご当地ナンバーの面白さです。
いつか自分のクルマでその土地を訪れて、ナンバープレートに描かれた景色と出会う旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
