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公開:2026.4.14

大切な人と いつまでも どこまでも。想いを乗せて走るクルマ旅

今回は『暮らしとくるまフォトコンテスト2025(冬)』で#旅の思い出とクルマ賞を受賞されたarteon.elegance113さんにお話を伺いました。パートナーと二人でフォルクスワーゲン・アルテオンと、アウディTTに乗り、日本全国走破したというarteon.elegance113さん。旅先で撮影した風景とクルマの写真をInstagramで発信しています。ふたりで重ねてきた旅の思い出や写真に込めた想い、出身地・能登へのエール、そしてこれからの夢について伺いました。

目次

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新年に出会った絶景をおさめた1枚

受賞された写真は、白と青のコントラストが美しい1枚でした。どんな経緯で撮影されたのですか?

この日は、金沢から能登へ向かってドライブしていました。どんよりとした曇り空でしたが、道中で突然雲が割れて、青空が見えはじめました。それが、まるで空を真っ二つに割ったような美しさだったんです。

「どこかでクルマと写真が撮れないか」と思っていたところ、よく訪れる白尾海岸(しろおかいがん)に差しかかりました。雪化粧をした砂浜と海がきれいで、アウディTTの白い車体に映えると感じ、撮影しました。

青空にかかる特徴的な形の雲に加え、雪とクルマの白さのコントラストが印象的ですね。

 

―クルマでお出かけするときは、絶景を探していくことが多いのでしょうか。

はい。もともとドライブが好きで、クルマでいろんな場所を巡るのが趣味でした。同じ趣味の彼女と出会ってからは、「日本全国47都道府県をクルマ旅で制覇しよう!」という目標を掲げて一緒に旅をしてきました。

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大切な人と一緒に、まだ知らない景色をもっと見たい――そんな想いが強くなって、クルマで出かけることがさらに楽しくなりました。

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投稿写真からも、旅の楽しさや出会った景色の感動が伝わってきますね。

ありがとうございます。写真に写っていなくても、ほとんどの遠方の旅は彼女と一緒に出かけています。彼女に触発されてはじめたInstagramのプロフィールにある「大切な人と いつまでも どこまでも」というメッセージは、いつまでもそういう楽しい旅やドライブをしたいなという想いが込められているんです。

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日本をめぐる思い出の旅先

―Instagramの写真は、全国で撮影されていますよね。どのくらいの都道府県を巡られたのですか?

じつは最近、47都道府県の全国走破を達成したんです! 数年かけて少しずつ進めてきたので、最後の都道府県となった和歌山県の旅は、とても感慨深いものでした。

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全国走破を達成した和歌山県で撮影した1枚

―すごいですね! それでは、特に思い出に残っている旅はどちらですか?

北海道ですね。2年前、彼女と初めて北海道に訪れたんです。5日間ほどの旅でしたが、北海道の景色はどこも本当に美しくて、感動の連続でした。

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arteon.elegance113さんお気に入りだという、知床『天に続く道』での1枚

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オロロンラインの風車群と夕暮れ

―どの場所も本当に美しくて、実際に見てみたくなります。

ありがとうございます。それから、もう一か所印象に残っているのが、福井県です。ススキのきれいな場所を目指したドライブで、カーナビを頼りに目的地へ向かったのですが、どんどん山奥に入り込んで、クルマが通れないくらいの道を案内されて。“本当にこの先にススキ畑があるのか?”と思っていたら、結局、カーナビの案内が間違っていたみたいだったんです。

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―それは大変でしたね。無事にススキのスポットにはたどり着けましたか?

はい。バックやUターンを繰り返して、なんとかたどり着くことができました。そのときは、私の方がパニックで、彼女はすごく落ち着いていましたね(笑)

そしてようやくたどり着いた先で見たのは、斜面一面にススキが咲き広がる絶景でした。トラブルがあったこともあり、目的地についたときの感動は、さらに大きかったです。

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迷いながらたどり着いた目的地。背後の斜面にススキが一面に広がる

標高が高いこともあり、麓よりもひとつ季節が進んだ肌寒い風に吹かれて揺れる金色のススキと、周囲の山の赤やオレンジ色の紅葉の織り成す景色が心に残っています。

旅の記憶を写真に込めて

―Instagramでは、風景とクルマが美しく調和した写真が印象的です。撮影のこだわりはありますか?

アルテオンはどこから見てもかっこいいクルマだと思っています。だからクルマだけでも絵になりますが、やはり“きれいな景色の中にクルマがある”写真を撮りたいんです。ポスターやカタログのような写真になるように意識しています。クルマだけを主役にするのではなく、景色と一緒に“旅の記憶”を残すようなイメージですね。

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能登の魅力を広め、応援したい

―全国各地の景色を発信されるなかで、地元・能登への想いから応援活動もされているそうですね。

はい。じつは、私は能登の珠洲(すず)市出身なんです。2024年の正月に起きた能登半島地震で、能登には大きな被害がありました。それがきっかけで、地元に何かしたい、という気持ちが強くなったんです。外から「がんばれ」と言うだけではなく、自分にできる形で応援したいと思い、能登を応援するステッカーを自作しました。旅先で利用させていただいた飲食店などでお渡しして、貼っていただいています。

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自作のステッカーを貼って、能登を応援

震災から2年経ち、ニュースなどで報道されることも減りましたが、現地はまだまだ復興の途中で、震災前の状態には程遠い状況です。

でも、遠方に行くと意外とこの状況が知られていません。震災についても「そんなこともあったね」なんて反応が返ってくることもあります。だから、“能登を応援しよう”という活動はもっと続けていかなければならないし、多くの方に訪れて欲しいと思っています。

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―そんな思い入れのある能登の見どころはどんなところでしょうか?

地元の珠洲市では、毎年7月に『飯田町燈籠山祭り』が開かれます。この祭りでは、『燈籠山(とろやま)』と呼ばれる高さ約6mの燈籠山人形を掲げた全長16mの『山車(やま)』が町を練り歩く様子を観ることができます。

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災害があった後、改めて見直してみると、能登には本当にきれいな景色がたくさんあるということに気がつきました。

なかでもドライブや撮影におすすめのスポットは、『曽々木(そそぎ)海岸』や『能登半島絶景海道』ですね。

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曽々木海岸。海と岩が織りなす風景

もともと、どちらも絶景スポットとして有名な場所です。でも、現在は曽々木海岸の斜面は、地震で流れてしまった箇所があったり、隆起した地面の上に仮の道路をつくって、そこをクルマが走っていたりします。自然のすさまじさを感じられる、他にはない景色だと思います。

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絶景街道。ご友人のアルテオンと撮影

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震災後つくられた仮道路

私自身、現在は金沢に住んでいて、能登へたびたび訪れて、そのときどきの能登の風景をカメラに収めています。心が痛むことも多いですが、写真を通じて、少しでも来てくださる方が増え、地元の応援になればうれしいですね。

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震災前2023年のクルマ仲間と能登での思い出

集合写真

曽々木(そそぎ)の「接吻とんねる」は、震災や豪雨被害の影響を受けています。訪れる際は、事前に最新状況をご確認ください。

ふたりで走るこれからの夢

―これからの活動の展望について教えてください。

全国制覇もしましたし、また北海道にも行きたいです。訪れた先にしかない風景を、クルマと一緒に写真に収めていきたい。これからも、彼女とふたりで全国のまだ見ぬ景色を見に行きたいと思っています。

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また、今後も能登の復興のために、現地の風景を発信したり、ステッカーを配ったりする活動を続けていきたいです。

想いを乗せて、これからも走り続ける

arteon.elegance113さんにとって、クルマは旅の相棒であり、人生を彩る大切な存在。大切な人とともに、景色の中を走り、その瞬間の想いを写真に刻む——。

「大切な人と いつまでも どこまでも」

その言葉の通り、arteon.elegance113さんの旅は、これからも続いていきます。クルマとともに、想いを乗せて。

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取材協力・写真提供いただいたInstagramフォロワーさん:arteon.elegance113さん

 

 

 

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