初心者必見! 東京都内の運転で気をつけたいポイント10【前編】
「東京都内の道は運転が難しい! 」と上京したての人や初心者の方が言うのを聞いたことはありませんか? 実際に行ったことがなくても何となく運転が大変そうなイメージですが、具体的に何がどう難しいのでしょうか? 東京都内(一般道路)を運転するときに気をつけたいポイントをご紹介します。都内の道を運転できれば、日本全国の道路は怖くないかも!?
目次
【前編:いろいろなモノが多い! 東京編】
東京の道の運転は、とかく難しい……ということで、都内の運転初心者(筆者:東京隣県で月1回ほど運転のみ)の経験から都内の運転の難しいポイントをお伝えします。
【前編:いろいろなモノが多い! 東京編】※この記事
【後編:一見さんお断り? な難しい交差点編】
1.クルマが多い
東京はさまざまなモノが行き交う街。
モノや人を運ぶため、クルマがたくさん行き交っています。クルマが多いと車間距離が自然と狭くなりがちで、広めの車間距離を取る筆者にとっては、都内の道で気持ちよく走れる車間距離を取ろうと思うと、車線変更のクルマが入ってきて余計に気疲れが……
都内の道は、周囲のクルマの動きに気を配り、流れにスムーズについていきましょう。
2.歩行者が多い
クルマが多ければ、人も多いのが東京都内です。
歩道上の人同士がすれ違うためだったり、タクシーを拾うためだったりするのでしょうが、車道に急に出てくる人にびっくりすることが少なくありません。また商店街なども多く、車道と歩道の幅が狭く、はみ出してしまう人も少なくありません。
たとえ歩道だとしても、歩行者がいる場合は、飛び出しす可能性があると考えながら運転する必要があります。
3.車線が多い
クルマが多いために車線を増やしているのですが、これも慣れていないと難しい!
個人的には、この要素が東京の道が難しいと言われる大きな要因と考えています。なぜなら、車線が多いということは「車線変更」が必須だから。
クルマの多い状況下で50km/h程度のスピードを出しつつ、絶妙に狭い車間距離の中で、ミラーや目視で周辺を確認しつつ、車線変更するのは、ほぼ片道1車線の道しか知らない筆者にとって、かなり高い難易度なんです。
それならば、ずっと左側の走行車線を走り続ければいいじゃないか、と思われるかもしれません。でも、次の理由がそれを許してはくれません。
4.走行車線で停車するバス、タクシーが多い
車線変更に苦手意識のある方は、走行車線を走って何とか自分のペースを取り戻したいですよね。でも、走行車線上にはバスやタクシーの乗降中……そういう場面では、車線変更を余儀なくされます!
運よく車線変更がスムーズにできればラッキーですが、車線変更をするタイミングを逃してしまうと、バスやタクシーの後ろで右側車線のクルマが途切れるのを待つしかありません。
5.視覚的に気になる道路沿いの看板が多い
運転中の視界に入って気になるのが、道路沿いの看板です。緑の中で運転するのに慣れた筆者にとっては、ビルや看板が圧迫感が気になります。
特に、夜は看板が点灯するため対向車も含めてライトのまぶしさが気になります。そういうときは、夜間用のバイザー(遮光板)を用意すると、ライトのまぶしさが軽減されますよ。
6.逆に少ないのは、落ち着ける駐車場
いろいろなモノが多い一方で、入口が大きく、入りやすい駐車場が少ない印象です。
道に迷ったかな? と思ったときや運転で疲れた気持ちを落ち着けたいときに、コンビニやスーパーなどに入って気分をリセットしたくてもできません。
そもそも駐車場付きの場所が少なく、また入口が歩道などで分かりにくく見逃してしまうことも。少しだけ困った状況のまま走り続けるのは不安ですし、注意力が散漫になるので危険ですよね。
このように東京都内の運転は、クルマや人が多く、常に変化する状況に注意しなければならないのが、難しいと思われる要因ではないでしょうか。
そして、都内の難しさはこれだけでなく、モノの多さが生み出した道路環境、特に交差点についても難しいポイントが……後編ではこのポイントについてご紹介します。
初心者必見! 東京都内の運転で気をつけたいポイント10【後編】
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