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●三角停止板(停止表示板)

三角停止板とは、高速道路でやむを得ず緊急停止する際、後方からの追突を防ぐために設置する表示板のこと。一般道での車載義務はありませんが、高速道路では停止時に表示義務があるので、事実上、必須アイテム。最近は標準装備品に含まれていないので、必ず用意しておきましょう。

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●懐中電灯、緊急脱出用ハンマー

夜間に故障や事故に遭遇した場合は、懐中電灯や非常灯があると大変重宝します。

最近の緊急脱出用ハンマーの中には、懐中電灯、非常灯、シートベルトカッター、ガラスハンマー(ガラスを割って緊急脱出するツール)などが一体になった製品(写真中央)があるので、これを1本装備しておけば、さまざまな事態に対応できます。

●パンク修理剤

パンク修理剤が装備されていないクルマは、市販の製品を積んでおくのがおすすめ。仮にスペアタイヤが装備されていたとしても交換するのは大変なので、単なるパンクならば、パンク修理剤で応急処置をするだけで近場のオートバックスやガソリンスタンドなどへたどり着くことができます。

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●ジャンプスターター

気が付いたときにはすでに手遅れなのが、バッテリー上がり。以前はブースターケーブルを使って他車にチャージしてもらうのが一般的でした。ところが最近は、ジャンプスターターというモバイルバッテリーのお化けのような超大容量の製品があって、それをバッテリーに繋ぐだけで簡単にエンジンがかかります。

バッテリーといえば、スマホのバッテリーも充電し忘れるとイザという時に困ってしまいます。最近はUSB端子を装備しているクルマが増えてきましたが、ジャンプスターターの中にはUSB端子を装備している製品もあるので、このタイプならばスマホの充電にも使えて一石二鳥です。

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バッテリー上がりのときに、誰でも簡単にエンジンを掛けることのできるジャンプスターター。USB端子も付いているので、モバイルバッテリーとしても使える

●任意保険会社の連絡先

最後に意外と忘れがちなのが、加入している任意保険会社の緊急連絡先のメモ

事故時のアドバイスはもちろん、車両保険に入っていればロードサービスも受けられるので、もしものときのために必ずスマホや携帯に登録しておきましょう。

クルマに乗っていると、いつ、故障や事故に遭遇するかわかりません。ぜひこれを機に、ここで紹介した標準装備品の確認やエマージェンシーグッズを揃えておきましょう。いつも安心して運転できること間違いなしです。

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