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2020.9.14

猛暑日に起こりがちなクルマのトラブルと予防ポイント

猛暑・酷暑ともいえる強烈な暑さは、人や大切なペットたちだけでなく、クルマにとっても辛いもの。特にバッテリーやタイヤに関連するトラブルが増える時期です。そこで暑い時期に多いクルマのトラブルを未然に防止するため、チェックポイントを紹介します。

暑さはクルマにとっても辛く、トラブルも多発する

9月になったとはいえ、まだまだ夏の暑さが残っている日本列島。例年だと夏場は夏休み、お盆休み、レジャーなどもあってクルマの使用頻度や走行距離が多くなる時期のうえ、さらに猛暑も加わるので、実はクルマにとっては辛い季節。普段の点検を怠ると、出先でクルマの調子が悪くるので、注意が必要です。

 

JAFの統計によると、2018年のお盆期間中のロードサービスの出動原因は、下表の通り1位は過放電バッテリー(バッテリー上がり)、2位はタイヤのパンク・バーストなどのトラブル、3位もやはり破損/劣化バッテリーという結果。このようなバッテリートラブルは、冬場にありがちと思っているかもしれませんが、実はエアコンを多用する夏場こそバッテリーに辛い季節なんです。

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※上記数値は一般道路と高速道路の合計です <出典:JAF(日本自動車連盟)>

年間を通じて一番多い“バッテリートラブル”

お盆期間中にJAFのロードサービスを利用した原因の1位と3位はバッテリートラブルと断トツの結果。年間を通じても、やはりバッテリートラブルがロードサービスを利用する一番の原因となっています。

 

最近はバッテリーの性能がぐんぐん上がっていますが、バッテリーの構造上、寒さに弱い性質があるので、冬場はバッテリー上がりが起きます。一方で夏場はエアコンを多用し、バッテリーを酷使します。バッテリーが弱っていると大きな負荷がかかって、やはりバッテリー上がりが起きてしまいます。

 

バッテリーは使い方、走行距離、種類などにもよりますが、2~3年で劣化してしまうことが多いです。

特に、お買い物メインの“チョイ乗り”や、レジャーや雨天時などたまにしかクルマを使用しないユーザーの方は注意が必要。このような使用状況だと、バッテリーにとても負荷がかかるので、寿命が短くなる原因になります。

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エアコンを多用する夏はバッテリートラブルが起こりがち。2年以上使用したバッテリーは頻繁にチェックしたほうが良い

とりわけ2年以上使用したバッテリーは、種類にもよりますが、バッテリー液の残量や液漏れを確認したり、端子に白い粉のようなものが付着してないか確認したり、ディーラーやカーショップでバッテリー電圧を確認してもらったり、できるだけマメにチェックしたほうが良いでしょう。

また、一度でもバッテリー上がりを起こしたものは、充電すると復活することもありますが、できればトラブルの多い時期が来る前に交換したほうが安心です。

点検不足のままだと“タイヤトラブル”も多くなる

夏場は帰省やレジャーなどで、いつもより遠出したり、高速道路を走ったりする機会が増えます。JAFの統計でも、お盆の時期はタイヤトラブルでロードサービスを利用するケースが多いので、夏場はいつも以上にしっかり点検を行う必要があります。

 

タイヤのメンテナンスで、意外と忘れがちなのが空気圧のチェック

空気圧が下がっていると燃費が悪くなるばかりか、偏摩耗(片減り)の原因になったりします。とりわけ、空気圧が低いまま高速道路を走るとスタンディングウェーブ現象といって、タイヤがウネウネと変形してしまう現象が起こり、最悪の場合はバースト(破裂)して事故に至るケースがあります。

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次にありがちなのはタイヤに傷が付いたり、異物が刺さったりしてパンクするケース。細い釘などの異物が刺さった場合は、すぐにパンクせず、徐々に空気が抜けることが多いので、なかなか見つけるのが大変ですが、夏場に高速道路を使って長距離運転する場合はタイヤへの負荷がいつも以上に大きくなるので、出発前に傷や異物と一緒にタイヤの減り具合も点検しておくと安心です。

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お出かけ前はタイヤの空気圧、キズ、異物の有無、溝の減り具合などをチェックしておくと安心!

室内温度の上昇にも注意!

故障ではありませんが、暑い日に休憩や食事などで長時間クルマを停めていると、室内はハンドルが触れられないほど熱くなっていることがあります。外気温や日差しによっては室内温度が50度を超えることもあるので、クルマから降りるときは熱に弱いプラスチック製品、スプレー缶、携帯電話などはクルマに残しておかないほうが得策。特に、ダッシュボードは熱くなりやすいので、溶けやすいものやスマホなどの精密機器は置かないほうが良いでしょう。

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近ごろの夏は異常とも思えるほど暑く、私たちは日々、熱中症対策をしながら過ごしていますが、この暑さはクルマにとっても大敵。9月といえども、昼間は一向に涼しくならないので、クルマの点検を怠ると楽しいはずのお出かけが思わぬトラブルで台無しになるかもしれません。そんなことのないよう夏場の代表的なトラブルといえるバッテリー、タイヤなどは、特に念入りに点検することをオススメします。

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