縫わずに布用両面テープでDIY! 自慢したくなるスリムな車検証入れのつくり方
車検証はクルマにとって身分証明書のように大切なもの。車検証入れは、ビニール製や革製などがあり、新車購入時についていたり販売されていたりしますが、長く保管するものだからこそ、自分の手で車検証入れをつくってみるのもオススメです。今回は、誰かに自慢したくなるオリジナルの車検証入れのつくり方を紹介します。
目次
車検証入れは、思っているよりも見られているかも?
車検証は、携帯する義務があり、事故や修理のときに提示する機会はあるものの、出番の少ないイメージがあります。そのため、クルマを購入した際の自動車販売店の社名が印字されたケースのまま、車検証を保管している方が多いかと思います。でも、自分が思っているよりも人に見られている可能性があるんです。
車検証をグローブボックスに入れていた場合、ウエットティッシュやUSBソケットなどグローブボックスから取り出すとき、同乗者にチラリと見えてしまうことも。サイドポケットに入れている場合は特に、同乗者の目に留まります。
また、車検のとき以外でも、クルマの適合を調べるときは、取り出すこともあるので、車検証入れは、意外と人に見られる機会が多いもの。
日ごろ見えないと思われがちなところに、その人ならではのセンスを感じるような小物があればステキですよね。誰かに自慢したくなるような、おしゃれな車検証入れをつくってみませんか?
車検証入れのつくり方
材料:
・A4三つ折りホルダー(折りたたみ時のサイズ:幅11×高さ22.5cm、100均などで購入できます)
・お好みの布(約40×30cm)
・お好みの縁取り用リボン(約50cm)
道具:布用の両面テープ(幅15mm/厚み0.2mm)・裁ちばさみ・ハサミ・定規・ペン・型紙用の紙1枚・アイロン・アイロン台など
【材料のポイント】
コンパクトでかさばらない市販のA4三つ折りホルダーをベースにしてつくります。キルト生地やデニム生地など厚手の布を使用すると、厚みで三つ折りホルダーが折りたためなくなる可能性があるので、布と縁取り用のリボンは薄手のもの選ぶようにしましょう。
リボンは両面テープと同じ幅、もしくは少し幅が大きめのものを選ぶとキレイに縁取りできます。
【ベースのつくり方】
はじめに内ポケットに布を貼っていきます。三つ折りホルダーの内ポケットのサイズを測り、ポケットの型紙(のりしろ1cmほど)をつくります。
のりしろ込みのサイズで、型紙に合わせて布をカットします。
布を裏返して、端に両面テープを貼ります。
両面テープを貼ってから、布の角にハサミで小さな三角の切り込みを入れると折りたたみやすいです。
まず、三つ折りホルダーの表の縁から布を貼ります。このとき、一気に“はくり紙”を剥がさずに、辺ごとに剥がして貼るようにしましょう。
内ポケットの中側にテープを貼る作業は少し難しいので、シワにならないように慎重に貼るように。すべて貼り付けることができたら、もう片方の内ポケットも同じように、両面テープで布を貼りましょう。
つづいて、三つ折りホルダーの外側に布を貼っていきます。角の貼り方がポイント。
三つ折りホルダーを布の中央に置き、角を端から1㎝ほど残してカット。
カットしたら、布の四隅と三つ折りホルダーの四隅に1cmほど重なるように、アイロンで三つ折りにします。
《三つ折りの手順①》 四隅を1cmほど折りたたみ、アイロンで押さえます。
《三つ折りの手順②》さらにもう1cmほど折りたたみ、アイロンで押さえます。
アイロンをかけたら、布の中央にホルダーを置いてサイズをチェック。
このとき、布とホルダーの間に大きく隙間ができたり、布がホルダーより小さくなったりするようなら、三つ折りの幅を調節して再度アイロンで押さえ隙間を調整しましょう。
サイズを確認したら、三つ折りした部分にそれぞれ両面テープを貼っていきます。アイロンで押さえた部分を広げ、両面テープを四辺に貼ります。
両面テープのはくり紙を剥がしてから、はじめにアイロンをかけた1cmほどの幅を折りたたみ、折りたたんだ四辺の上に両面テープを貼りましょう。
折りたたんだ四辺の1cmほど幅に貼り付けた両面テープの上部のはくり紙は、まだ剥がさないように。
次はホルダーを表面の、折れ部分(溝の部分)に両面テープを貼ります。
はくり紙を剥がしてから三つ折りホルダーを布の中央に置いて接着します。シワにならないように、布の上から接着する部分を手で伸ばしながら丁寧に貼りましょう。
布の四辺に貼り付けた両面テープのはくり紙を剥がし、三つ折りホルダーの四辺に貼ります。
布の四辺をホルダーに貼ることができたら、車検証入れのベースの完成です。