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公開:2022.6.22
更新:2022.9.28

【#くるまデコ】 シートカバーやフロアマットを変えて、車内インテリアを自分らしく

クルマの内装は、黒やグレーがベースのものが多く、「もっと自分らしくしたい」「イメージを変えたいな」と思っていても、なかなか難しいと思っていませんか? クルマのイメージは、ちょっとしたコツで変えることができます。それは、シートカバーやフロアマットなどの色や素材を変えてみること。お気に入りのアイテムでクルマの中をお部屋のようなくつろぎの空間にしてみましょう。

目次

「車内の雰囲気は変えにくい」 と思っていませんか?

インテリアにこだわったおしゃれなクルマに憧れつつも、クルマの雰囲気を変えるのは自分には難しそうに感じる方もいるかもしれません。クルマの内装は黒やグレーをベースにしたものが多く、小物を置くだけではなかなか全体のイメージチェンジがしにくいもの。

最近は、クルマを停めて休憩しているときにお茶を入れたり本を読んだりと、まるでお部屋のようにアレンジして楽しんでいる方もいるかと思います。「おしゃれな雰囲気にしたい」、「好みの色や素材を使いたい」と思っても、「車内を勝手に変えてしまって安全性に問題はないかな」と気になりますよね。安全性が確認されている専用品をうまく使いながら、自分好みの空間をつくりましょう!

面積の大きなものを変えてイメージチェンジ

空間をイメージチェンジしたいときには、面積の大きなアイテムから手を付けるのがおすすめです。それほど手間をかけなくても、視界の大部分が変わるとイメージを一新できます。

クルマの中でお茶

停車時には、後部座席に布をかけてカフェ風にお茶を楽しむことも

車内ならシートカバーや足元のフロアマットといった専用品を好みのものに変えるだけで、車内の雰囲気はガラリと変わります。

特に運転席周りは安全性が確認されている専用品なら安心です。後部座席なら、シートベルトやエアバックの位置に注意しながらお気に入りの生地をかけたり、クッションやひざ掛けを置くと雰囲気がでます。

シートカバーは素材や機能に注目

シートカバーを変えると見た目が変わるだけでなく、シートの汚れ防止や掃除がしやすくなるなど、機能面でのメリットも期待できます。

 

形状は、取り付けが簡単なエプロンタイプのものから、シートにぴったりフィットするシートカバーまで種類が豊富なので、自分のイメージに合うものを選びたいですね。

 

また、シートカバーは素材もさまざま。主な素材としてファブリック(布)、合成皮革(PVCレザー)、本革(レザー)があります。

ファブリック(布)素材のシートカバーは丸洗いできるものも多く、デザインも多彩です。手ごろな2,000~3,000円くらいの価格帯で、試しやすいのもうれしいですよね。
合成皮革(PVCレザー)とは、布地に合成樹脂をコーティングし、本革のように仕上げたものです。本革に比べると安く手に入り、お手入れも簡単です。
本革(レザー)は、高級感があって手触りがいいだけでなく、耐久性に優れているのがポイント。経年劣化も「味」として楽しめます。本革には、手ざわりのいいスエード素材もあります。

 

もっと自分好みにしたい方には、車種別専用設計のシートカバーを取り扱う「Clazzio(クラッツィオ)」でオーダーするのもおすすめです。色や素材を自分でカスタマイズできます。

さらに、素材だけではなく、機能面も忘れずにチェックしましょう。防水機能のあるシートカバーなら、雨の日や飲み物をこぼしたときなどもシートにしみ込まないので、サッと拭くだけでOKです。

 

サイドエアバック※のある車種なら、選んだシートカバーがサイドエアバック対応しているかの確認も忘れずに。

※サイドエアバックとは、シートのドア側から出るエアバックのことです。車種によって装備されており、シートカバー形状によっては、サイドエアバックがうまく作動しないことがあるので選ぶときは注意しましょう。

手芸やハンドメイドが好きな方なら、ベンチタイプのリアシートを手づくりするのも楽しいですね。注意点に気を付けながらお手製シートカバーにチャレンジしてみましょう!

関連記事:リアシートカバーを手づくり! プライベート感のある楽しい車内にしよう

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フロアマットで個性を演出

もちろんフロアマットも自分好みにすることが可能です。ただし、運転席のフロアマットは安全面を考慮して市販品を必ず利用しましょう。
フロアマットがあると、泥や砂で汚れがたまってもお手入れしやすく車内がきれいな状態を保ちやすくなります。特に、雨の日に床面の湿りや泥汚れが気になるなら、防水タイプのものを選びましょう。

こちらも「Clazzio(クラッツィオ)」や、「KARO(カロ)」といった車種別専用設計のフロアマットを扱っているメーカーにオーダーもできます。一般的なフロアマットに比べてやや価格は高いものの、車種に合わせた仕上がりになるため満足度も高くなりそうですね。

色の選び方で自分らしさを表現

インテリアのイメージを変えるときは、どの色にするかも悩みどころ。クルマはお部屋よりも狭い分、印象が変えやすい空間なので、こまめに雰囲気を変えていくのも楽しそうです! 季節に合わせたテーマカラーに、100均の小物で飾りつけて、季節感を楽しむというアイデアもあります。

雰囲気を変えるときには、車体のカラーと内装のカラーの相性を考えたり、好きな色で自分らしさを表現できるといいですね。

自分らしい色を追求するなら、「パーソナルカラー」を取り入れてみるのもいいかもしれません。パーソナルカラーとはその人の肌や髪、瞳などの色と調和の取れる色、つまり自分に似合う色のこと。パーソナルカラー診断ができるサイトもあるので、色選びの参考にしてもいいかもしれません。

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おしゃれなカーインテリアで私らしいクルマに

カーインテリアやクルマ雑貨は素材や色の組み合わせ方で、雰囲気を大きく変えることができます。車内を自分らしくおしゃれにすれば、クルマへの愛着がより深まります。実際に手に取るとイメージが膨らみやすいので、カー用品店や雑貨店でお気に入りの商品を見つけるのも楽しそうですね。いろいろ試して、クルマの中をもっと心地のいい空間にしましょう!

企画 / KARIMEN

文 / うみの

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