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公開:2023.6.27

雨の日でも良好な視界を確保したいときは「撥水ワイパー」がおすすめ!

晴れた日の運転では気にならないけれど、雨が降りはじめるとフロントガラスの撥水(はっすい)力のなさに気づき、視界が悪くて憂うつな気分になる人も多いのではないでしょうか? 雨の日の運転では、視界が悪いと思わぬ事故につながることもあります。そこで、良好な視界を確保するために「撥水ワイパー」に交換するのがおすすめです。手軽にフロントガラスの撥水ができ、視界不良のお悩みが解消されるので安全運転につながりますよ。

目次

「撥水ワイパー」ってどんなもの?

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<出典: glaco 株式会社ソフト99コーポレーション>

撥水ワイパーとは、ワイパーのゴム部分に特殊な撥水成分を含ませたもので、見た目は普通のワイパーと同じです。ワイパーを作動させるだけで、ガラス面に撥水膜が形成され、水滴をはじきます。

雨が水滴となってガラス面から流れていき良好な視界が得られるので、雨の日でも安心して運転できます。

撥水ワイパーは、フロントガラス自体に撥水コーティングをしている車両に使用するのも効果的で、フロントガラスの撥水効果が薄れてきても、撥水ワイパーによって撥水膜が再度形成されていきます。

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フロントガラスや車体に撥水コーティングをすると、水滴が粒状になります。

撥水ワイパーのメリット・デメリットは?

撥水ワイパーの大きなメリットとしては、撥水ワイパーを装着して動かすだけで、手軽に撥水効果が得られることです。一般的な撥水コーティング剤のように、フロントガラスに均一に塗布する作業の手間が省けるのは、うれしいですね。

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一方、デメリットとしては、ワイパーの届く範囲しか撥水効果を与えられないため、フロントガラスの端までは撥水できないこと。また、まれにワイパーがフロントガラスに引っかかるような症状のビビリ音が発生することがあります。

 

ビビリ音の原因はいくつかあり、フロントガラスの撥水処理にムラがある状態やワイパーの取付方法が甘い場合でも発生しやすくなります。もしビビリ音が出た場合は、ワイパーの装着状態や、フロントガラス表面の状態を確認しましょう。

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撥水ワイパーの効果をよりよく発揮させるには

せっかく撥水ワイパーを選ぶのなら、撥水効果をなるべく長く持たせたいですよね。撥水効果を持続させるには、ワイパーを交換する前にフロントガラスの清掃・油膜落としなどをして、あらかじめ汚れを除去しておきましょう。

詳しくはこちら☟
フロントガラスにこびりつく、ガンコな油膜やウロコ状の水アカ汚れを徹底除去!

Traffic in heavy rainy day with road view inside the car window

ワイパーの交換時期や適合など基本的な選び方

撥水ワイパーに限らず、ワイパーは消耗品なので定期的な交換が必要です。ワイパーゴムは半年に1回、ワイパーブレードは1年に1回の交換が推奨されています。また、ワイパーを選ぶときは、車種によって形状や長さ、取付方法などが異なるため、「適合」を必ず確認しましょう。

詳しくはこちら☟
【はじめてのワイパー交換 前編】ワイパーの選び方、交換費用は?

 

オートバックス店舗では適合の検索機があるので、車検証に記載されている情報をもとに、自分のクルマに適合するワイパーを探すことができます。さらに、オートバックスのWEBサイトでもワイパーの適合を調べられるので、事前に確認してから店舗に行くのもいいですね。

電子適合システム画面

オートバックス店舗のワイパーコーナー付近にあるモニターから適合情報が検索できます

次のワイパー交換のタイミングでは、撥水ワイパーを

ワイパーは、安全運転のために欠かすことのできない部品です。これまで気にせずワイパーを選んでいたかたは、次のワイパー交換のタイミングで撥水ワイパーを選んでみませんか?

雨の日でも良好な視界を得られる撥水ワイパーを味方につけて、水滴をはじく気持ちいいフロントガラスで安心して運転しましょう!

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