梅雨のジメジメ! クルマのお悩みを軽減する3つのお手入れ
雨が多い時期になると、家族の送り迎えなどでクルマを運転する機会がいつもより増えるかもしれません。フロントガラスの視界不良やシートのジメジメ、ニオイがこもりがちな車内空間といった、梅雨の時期、特に気になるクルマのお手入れについて紹介します。
目次
その1 : 良好な視界をキープするフロントガラス、ワイパーのお手入れ
雨が降っているとき、フロントガラスの雨はじきがよくなかったり、ワイパーが効きにくいときがありませんか。また、湿度でガラスの内側が白くくもったりして、梅雨は、運転中の視界が悪くなりやすいことが多い時期です。フロントガラス周辺は、クルマの中も外もケアをしておくことが大切です。
クルマの中でフロントガラスがくもったときには、エアコンやクルマに備わっている機能などを効果的に使いましょう。くもり予防として、あらかじめくもり止め剤を塗っておけばもっと安心です。
クルマの外のフロントガラスは、ガラス撥水コーティングだけでなくワイパーを忘れずにチェックしましょう。フロントガラスの雨粒を撥水コーティング剤ではじいて、ワイパーでしっかりと拭き取ることができれば、雨の日だって良好な視界をキープできます。
その2 : 雨で濡れたシートのお手入れ
レインコートや傘、濡れた荷物を車内に持ち込むと、どうしてもシートが濡れてしまいますよね。シミが残ったり、ダニが増えたりするかもと気になる方も多いと思います。
すでにできてしまったシミは、シートクリーナーでお掃除しましょう。消臭・抗菌効果が期待できるタイプなら、お掃除のあともきれいさをキープできそうです。
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また、ダニを寄せつけにくい & ハウスダストの働きを抑えるスプレーをすれば、ダニ対策にもなります。これでジメジメした日が続いても、ダニを心配することが少なくなりそうです。
その3 : ニオイがこもりやすい車内空間のお手入れ
雨で濡れたあとに車内からこもったようなニオイがしたり、久しぶりにつけたエアコンからカビっぽいニオイがしたりすると、不快に感じますよね。
車内のニオイ取りは、時間があれば、スチームタイプで車内を煙に包み、一気に消臭・除菌するのがおすすめです。時間がなければスプレータイプでシュッとひと拭き、効果を持続させたいなら置きタイプと消臭・除菌アイテムは、必ずクルマに備えておきたいですね。
ただし、エアコンからの臭いは、セルフクリーニングではとれないこともあります。
臭いの原因には、エアコンフィルターやエアコン内部にあるエバポレーター(熱交換器)に、カビやダニ、雑菌が繁殖していることも考えられるからです。
エアコンフィルターは1年ごと、もしくは走行距離1万kmでの交換が推奨されているので、しばらく交換していない方は、ぜひエアコンフィルターを確認してみてください。
さらに、カーエアコンのクリーニングを徹底的にやりたい! という場合には、プロに頼むのもひとつの手段です。ニオイの元(エバポレーター)の洗浄は、ディーラーやカー用品店などでもできます。
梅雨を快適に乗りきるために
雨の日に濡れずにお出かけするのは、やっぱりクルマが便利ですよね。
クルマに乗っているときに快適に過ごせるよう、ちょっとしたお手入れをしておくと、運転にも余裕が出てきます。安全に運転するためにも、梅雨のお手入れを心がけましょう。