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公開:2023.8.29

ジムニーとの出会いで生活が広がる! 季節ごとの車内インテリアを楽しむ

「暮らしとくるま」では“クルマのある暮らし”の魅力や楽しさをより多くの方々と共有すべく、定期的にフォトコンテストを実施しています。今回は、『暮らしとくるまフォトコンテスト』に2年連続で「#くるまデコ賞」を受賞されたjbnao2021さんにご協力いただき、ハンドメイドとの出会い、応募作品にまつわるエピソード、愛車ジムニーのある生活の魅力などについて伺いました。

目次

今回お話を伺ったのは、神奈川県で夫妻と2人のお子さま4人で暮らしているjbnao2021さん。jbnao2021さんは、『暮らしとくるまフォトコンテスト2021』および『暮らしとくるまフォトコンテスト2022』で2年連続「#くるまデコ賞」を受賞された快挙の持ち主です。

 

愛車ジムニーの車内は、お気に入りのかわいらしいアイテムで埋めつくされていて、まるでおしゃれなハンドメイドショップにいるかのように華やかで、心地よさそうな空間に仕上がっています。

それもそのはず、jbnao2021さんはデニムリースやアクセサリー、バスボム、手ごね石鹸などを制作するハンドメイドクリエーターをされていて、ときにはワークショップも開催しているとか。まずは、お仕事のハンドメイドに関するお話から伺っていきましょう。

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jbnao2021さんが、ジムニーを愛するクリエイターのマーケットイベント「ジムニーサンライト2023」へ出展するために制作したハンドメイド作品の数々

幼稚園のバザーを機にハンドメイドクリエーターの道へ

どのようなことがきっかけでハンドメイドクリエーターになられたのでしょうか。

ある日、子どもが通っていた幼稚園のバザーに、ハンドメイドグッズのブースを一緒に出展してみないかとお友達から誘われたのが、きっかけでした。

そのバザーに出したハンドメイドの編み物やアクセサリーが好評だったので、子どもが卒園した後も出展することになって(笑)。その後も、つくったものをハンドメイドショップで委託販売したり、イベントに出店したりと活動の場が広がって、今では私自身がワークショップを開催するまでになりました。

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イベント用の作品づくりの合間に手づくりクッキーでティーブレイク。jbnao2021さんの優しさやセンスのよさが伝わってくる写真です

車内のデコレーションに興味を持ったのはジムニー仲間の写真がきっかけ

愛車(ジムニー)の車内は、ところ狭しとかわいらしいグッズで埋め尽くされていますね。なぜこのようにしようと思ったのですか。

ジムニーの購入を機に、Instagramでジムニーアカウントをつくったのですが、ほかの方のジムニーをいろいろと見ていたら刺激を受けてしまって(笑)。みなさん、ご自分で車内にテーブルをつくったり、ジムニーのミニカー並べていたり、とても楽しそうだったので、私も飾ってみようと思ったのがきっかけです。

最初は、ハンドメイドでつくったデニムリースを助手席に飾ってみたのですが、その後はどんどん楽しくなってしまって。今や後部座席をたおして広くしたリアスペースは、私の動くお部屋のようになってしまいました。こんなにハマるとは思っていなかったので、自分でも驚いているくらいなんです(笑)

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夏用のコーディネイト。白基調のマクラメカーテン、ソファー、ラグなどにデニムのマットを組み合わせたさわやかな夏らしいインテリアが気持ちよさそうです

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ときには折り畳み式のテーブルを出して、車内でカフェタイムを楽しむことも。本当に、jbnao2021さん専用の動くお部屋のようですね

ー『暮らしとくるまフォトコンテスト2021で受賞された写真は、とても素敵なコーディネイトがされていますね。これにはどんな想いが込められているのですか。

このときは車内をクリスマスっぽくしたくて、クリスマス用につくったデニムリースとモフモフのポケットを組み合わせて飾ってみました。車内に季節感が出て仕事場へ行くまでのドライブはウキウキでした(笑)

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シートカバーと同色のハンドルカバーやシフトカバーもおしゃれですね。統一感のある車内空間にセンスのよさが伺えます

ー『暮らしとくるまフォトコンテスト2022で受賞された写真は、車内でお食事をしているようですが、このときはどんなメニューだったのですか。

これは瓦そばといって、茶そばを焼きそばのように炒めてつくるお蕎麦なんです。Instagramでお友達になった方が、このお蕎麦をつくっているのを見て食べたくなってしまったので、レシピを聞いてランチにつくってみました。甘辛い汁にレモンのさわやかさが加わって、とても美味しかったです!

私は、よくジムニーのリアスペースで食事やお茶をしているのですが、このお蕎麦ならばひっくり返しても汚れないので、私向きのメニューなんです(笑)

 

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こちらは『暮らしとくるまフォトコンテスト2022』で「#くるまデコ賞」を受賞された作品。クルマのリアスペースで食事やお茶を楽しめるなんて、うらやましいですね

ジムニーに乗り換えたことで活動範囲や楽しさが拡大

今お乗りのジムニーの外装は、かなりカスタムされていますね。このようにされたのはなぜですか。

以前は、三菱 アイという軽自動車に乗っていたのですが、ジムニーにはランドローバー ディフェンダーに乗っている夫の意向で乗り換えました。どうやら夫は、ジムニーを“ミニ・ディフェンダー”に仕上げてみたくて、私におすすめしていたようです(笑)。

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(左)ランドローバー ディフェンダー、(右)スズキ ジムニー。本当によく似ていますね

まずは、車体をディフェンダーの車体カラーにあるアルルブルーに塗り替えてくれました。それだけでは物足りなかったようで、ジムニーのカスタムショップからパーツを取り寄せて、ディフェンダーっぽくなるように仕上げてくれたんです。基本的に、私のクルマですが、夫も「ちっちぇんだー(小さいディフェンダーという意味の造語)」と言ってかわいがっています(笑)

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後ろから見た画像。タイヤカバーもランドローバーロゴでおそろい。よく見ると、バンパー、ブレーキライト、ウインカーライトなどもそっくりに仕上がっています

ジムニーに乗り換えたことで生活に変化があったようですが、どのように変わられましたか。

ジムニーに乗り換える前は、クルマは生活ツールのひとつとして考えていたので、今のように外装をいじったり、車内をデコレーションすることはなかったんです。ただ、ジムニーは、夫がディフェンダーときょうだいのようにかわいくく仕上げてくれたのを見て、クルマをいじることに少し興味が沸いてきました。そこで、以前からハンドメイドクリエーターをやっていたこともあって、車内をデコレーションしてみたいと思うようになりました(笑)。

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こちらはInstagramでもらった「いいね!」の数を集計した投稿。ジムニーアカウントをつくったおかげで、たくさんのお友達が増えるなど、ジムニーのある生活を満喫されています

一番大きな変化といえば、Instagramでジムニーアカウントをつくったことがきっかけで、たくさんのジムニー同士のつながりができたり、「ジムニーサンライト(ジムニーを愛するクリエイターのマーケットイベント)」へ出展したり、元々インドア寄りだった生活が一気にアウトドア寄りになったことですね(笑)。それと同時に、ちょっと時間があれば、娘と一緒にドライブやぷちピクニックを楽しむようになりました。

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千葉フォルニアでのワンシーン。ジムニーに乗り換えてからは、ひとりでもドライブへ出かけることが増えたというjbnao2021さん。ジムニーのある暮らしを満喫されています

季節感を大切にしながら車内の模様替えをするのが楽しい!

Instagramを拝見すると、車内はこまめに模様替えをしているようですね。コーディネイトするうえで大切にされていることはありますか。

クルマの中でも季節感を楽しみたいなと思っているのと、ずっと同じ内装だと自分自身が飽きてしまうので(笑)、シーズンごとにいろいろ考えて模様替えをしています。例えば、夏だったら肌触りのいいデニムとか小物で涼しげに見せたり、逆に冬は暖かいシートや毛布で車内を暖かく見せるように心がけています。きっと、お部屋を模様替えするのと同じ感覚なんだと思います。こうしていると日々の運転も楽しくなるから不思議です(笑)

「暮らしとくるま」の記事は、季節ごとに役立つ情報がたくさん掲載されているので、私のようにクルマに詳しくなくても、とても参考になります。そんな風に季節の節目を感じながら、日々を過ごしていくのはとても楽しいので、これからもクルマのある生活や車内コーディネイトを楽しんでいきたいと思っています。

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夏用のコーディネイト。白基調のマクラメカーテン、ソファー、ラグなどにデニムのマットを組み合わせたさわやかな夏らしいインテリアが気持ちよさそうです

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秋用のコーディネイト。ベージュのチャンキーニットで編んだクッションソファーとラグが温かそうで、ぬくもりのあるインテリアが秋の訪れを感じさせますね

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冬用コーディネイト。シートカバーにはネイティブ柄のストールをかけ、マクラメカーテンはベージュ系に変わっています。ランタンのやさしい明かりも合わさって、車内の暖かさが伝わります

今回は、『暮らしとくるまフォトコンテスト2021』および『暮らしとくるまフォトコンテスト2022』で「#くるまデコ賞」を受賞されたjbnao2021さんにお話を伺いました。さすがはプロのハンドメイドクリエーターだけあって、車内デコレーションのセンスは抜群! 持ち前の技術を生かして、自らが製作したハンドメイドグッズで季節感を意識した模様替えを楽しむのがライフワークとなっています。

それもジムニーに乗り換えたことがきっかけで起きた変化。これからもたくさんのジムニー乗りに刺激を受けながら、#くるまデコへの想いは高まっていくことでしょう。

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jbnao2021さんは、デニム・ファブリックボールのひもの根元辺りの生地に、お好みのエッセンシャルオイルを染み込ませるとフレグランス効果がありますよ~というアイデアも提案されています

取材協力・写真提供:Instagramフォロワーさん jbnao2021さん

https://www.instagram.com/jbnao2021/

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