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安心をプラスする補償内容とオプションの選びかた

割引を駆使して保険料が節約できたとしても、肝心の補償が手薄になっては本末転倒です。自分のライフスタイルやクルマの乗りかたに合う補償内容をオプションで選ぶのがおすすめです。いくつか例を挙げましたので、自分にとって必要なのはどの補償か参考にしてみてくださいね。

※保険会社によっては名称が若干異なる場合があります。

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◆ 外出先でのクルマのトラブルに対応するなら

・ロードサービス費用特約

出先などでクルマが故障したとき、目的地や自宅までの交通費や帰れない場合の宿泊費用、クルマのレッカー移動などを補償。土地勘がない場所でも心強い

・レンタカー費用特約

事故による修理の際に使った代車やレンタカーの実費が補償され、出費を抑えやすい

 

◆ レジャー用の荷物を多く載せているなら

・車内身の回り品特約

対物賠償保険の対象にならない所有車内の荷物を補償。事故だけでなく盗難による損害も対象となる

 

◆ もしものときのために手厚い補償を用意したいなら

・補償額の無制限設定

補償金額を無制限にすることで、電車との衝突など、億単位の賠償となった場合にも対応できる

・搭乗者傷害特約

契約車両乗車中、事故に遭った人に一時金が支払われる特約。人身傷害保険の支払いに比べて支払いタイミングが早いため、事故直後の急な出費に対応しやすい

・対物超過特約(対物修理差額費用補償特約)

対物賠償保険で対応できる上限金額(相手の車両の時価額)を超える賠償が発生した場合に超過分を補償する

・弁護士費用特約

交通事故の被害にあったとき、示談交渉などを弁護士に相談・依頼する際の費用を補償する

 

◆ 自然災害リスクが高い地域に住んでいるなら

・車両全損時一時金特約

車両保険では受けられない地震、津波、噴火といった自然災害での損害を補償する

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オプションはどこまでつけるのがいい?

何かあったら心配だからとあれこれ補償をつけても、保険料が高くなるだけで、かえって無駄になってしまうかもしれません。

例えば「車両保険の免責金額は高めに設定する」「契約済みの生命保険や医療保険などで、すでに同じ内容が補償されていないか確認する」などのように、不要なものがないかを確認しながら取り入れていくといいですね。

保険会社は比較して選びましょう

自分にとってどのような補償が必要かを把握できたら、保険会社を探してみましょう。利用者による口コミやサービスの質も参考に比較検討したいですね。

じっくり検討するためには、前もって情報収集しておきたいもの。比べたい注目点や検討時期について解説します。

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自動車保険の加入・見直しの検討は早めに

クルマを購入して新規加入する場合は、自動車保険は納車日から開始するように手配するのが一般的です。申し込みには車台番号などの車両情報が必要なため、手続きのタイミングは限られますがが、どこの会社に申し込むのかは早めに目星をつけておきましょう。

また、すでにクルマを持っていて保険を見直す場合は保険会社によっては、30日前や50日前の申し込みで早割が適用されるケースもあります。保険が切れる2~3か月くらい前から情報収集を始めておけば、早割に加え検討する時間も十分取れますよ。

 

比較したいポイント3点

それでは、検討の際に各社で見比べたいポイントを最後に確認しておきましょう。

 

◆ 保険料の価格

同じ補償内容なのに保険料が大きく変わることもあれば、ほぼ同じ価格でも細かなオプションが異なることもあります。複数の保険会社から見積もりを取り、付帯している内容を精査してから納得できる価格の会社を選びましょう。

 

◆ 利用者の評判

実際に利用した人の声は、WEB上のレビューサイトやSNSなどで知ることができます。すべてを鵜呑みにはできませんが、自分が重視したい点が満足できる評価を受けているか調べてみましょう。友人・知人からの紹介も参考にしてもいいですね。

 

◆ オンライン対応など連絡のしやすさ

保険会社選びでは、連絡のしやすさなどサポート体制もチェックしましょう。オンライン対応やスマホアプリを用意している保険会社なら、いつでも手続きや問い合わせがしやすいですね。

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補償内容と料金のバランスをしっかり取って、自分に合った保険を

自動車保険を選ぶには、保険料の安さだけでなく、補償内容やサービスの質も大事な判断基準となります。価格とのバランスを見て、自分に合った納得のいくプランや保険会社を見つけてみましょう。

いざというときにしっかり備えて、ドライブを楽しんでくださいね。

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