アイキャッチ

公開:2024.8.5

夏の猛暑日に起こりがちな、クルマの困りごとやトラブルへの対応策7選

猛暑日にクルマに乗ったときの車内の熱気には、気分が滅入ってしまいますよね。でも、熱気を和らげる対応策やアイテムを使えば、快適なドライブを楽しむことができます。今回は、クルマに乗るときの暑さに関する困りごとやトラブルを未然に防ぐ方法をご紹介します。暑い季節でも安心してドライブを満喫するためのポイントを押さえて、夏のドライブを存分に楽しみましょう。

目次

~ 車内に熱気がこもっているときの対応策 ~

夏場の強い日差しにより、停車中の車内はサウナのように暑くなることがあります。そんなときはカーエアコンが冷えるまでの数分間を我慢するのも辛いですよね。そこで、駐車時の車内の熱気を少しでも和らげる方法や便利なアイテムをご紹介します。

対応策1 : ドアをパタパタあおいで熱気を外へ逃がす

まずは、クルマに乗り込む前にやってほしい、道具も不要で1分もかからずできる便利な対応策を紹介します。

① 助手席後方の窓のみを全開にして、

② 運転席側のドアを少し早めに5〜6回ほど開閉する。

これだけで外とクルマの中の温度が同じくらいになり、もわっとした不快な熱気が軽減します。運転席側のドアの開け閉めを5〜6回することで、うちわでパタパタとあおぐように、窓から熱気を外へ逃がすことができます。

ただし、ドアの開閉が強すぎると騒音や故障の原因になることも。また、狭い駐車場や周囲に人がいる場合はケガや事故につながる可能性もあるので、周囲の状況に十分注意しながら行ってください。

pixta_88504354_M

対応策2 : 走行しながら熱気を外に出す

ドライブ中の暑さ対策としては、クルマの「窓を全開にして走行+カーエアコン」で車内の空気を入れ替える方法があります。

① 窓を全開にしてカーエアコンを外気導入にして走行し、

② 車内の熱気が外へ出たら窓を閉め、カーエアコンを内気循環に切り替える。

pixta_92764132_M

窓を全開にして、車内を換気できるカーエアコンの外気導入モードで走行して熱気を外へ出します。ある程度熱気が外に出たら外気を遮断して、内気循環モードに切り替えることで、車内温度をすばやく快適な温度まで下げることができます。

 

窓を閉め切ってカーエアコンを使用するだけでは、高温になった車内の熱気を冷却するのに時間がかかります。車内温度は熱がこもって外の気温よりも高くなっているので、まず外気と入れ替えてから冷却することがポイントです。短時間で温度を下げることができるため、結果として燃料の消費も抑えることもできます。

対応策3 : サンシェードやハンドルカバー、カーテンで車内温度の上昇を抑える

pixta_36929676_M

夏になると、駐車中のクルマにサンシェードが付けられているのをよく見かけます。サンシェードだけでなく、ハンドルカバーや車内カーテンは車内の温度上昇や紫外線からクルマを保護する効果も期待できます。

サンシェードの活用方法はこちら

https://www.kurashi-kuruma.com/article/2021083113480

 

 

~ カーエアコンが冷えないときの対応策 ~

猛暑日には、カーエアコンが欠かせない存在となります。しかし、カーエアコンから冷風が出ないという状況に直面したことはありませんか? まずはカーエアコンの設定をチェックしましょう。

対応策4 : カーエアコンの「A/Cボタン」がONになっているかチェック

pixta_88368485_M

もし、カーエアコンの「A/Cボタン」をONにしても冷たい風が出てこない場合は、エアコンフィルターの汚れやエアコンガス不足、エアコンの故障などが考えられます。オートバックスをはじめとするカー用品店や整備工場などで点検・修理をしてもらいましょう。

 

~ 体感温度が人によって違うときの対応策 ~

クルマの中の熱気が収まり、みんなでドライブを楽しんでいるときでも、カーエアコンの風向きや日差しの影響により、暑いと感じる人と寒いと感じる人とがでてくることもあります。

対応策5 : 暑いときはヘッドレストファンで個別に送風

カーエアコンが機能していれば、基本的に車内は快適かもしれません。しかし、強い日差しが当たる場合や、同乗者とあなたとで体感温度が異なる場合など、カーエアコンの温度調節に気をつかいますよね。
個別に温度調節が可能な「ヘッドレストファン」なら、暑く感じる人だけに送風することができます。また、寒さが気になるなら、ひざ掛けやタオルを用意しておくと、エアコンが苦手な人も安心です。

ヘッドレストファン-1100x734

ヘッドレストファンの活用方法はこちら

https://www.kurashi-kuruma.com/article/2023060918886

 

~ そのほかにも気をつけたい暑さ対応策 ~

対応策6 : 出発前に車両の点検(バッテリーチェック、無料の安全点検)

夏の湿度や高温は、車両にとっても過酷な季節です。夏に長距離ドライブの計画があるかたは、お出かけ前に点検を行って、トラブルを未然に防ぎましょう。

対応策7 : こまめな水分補給で熱中症を予防

車内での熱中症対策として、水分補給も忘れずに。保冷・保温機能付きドリンクホルダーなら長時間のドライブでも、冷たい飲みものを長く楽しめます。

サムネイル画像(ブランドなし)-1100x734

保冷・保温ホルダーの活用方法はこちら

https://www.kurashi-kuruma.com/article/2023063019237

暑さへの対応策を万全にして、快適なドライブへ

車内の暑さ対応策として、手軽にできるものを中心にご紹介しました。熱気を速やかに取る方法やサンシェードをうまく活用したいですね。みんなで出かけるなら個別に温度調整できるヘッドレストファンが便利です。また、出発前のクルマの点検をしっかりと行えば安心してお出かけできます。

暑さへの備えを万全にして、快適な夏のドライブにでかけましょう。

pixta_80937968_M

この記事をシェア