100均アイテムを使ってつくる「タッセルガーランド」をクルマに飾ろう
タッセルガーランドは、糸やひもを束ねたタッセル飾りをつなげた装飾品です。そのシンプルながらも華やかなデザインは、結婚式や誕生日パーティーなどのイベントを華やかに彩ります。また、色や素材を変えることで、イベントのテーマや季節感にあわせてデコレーションしやすいのも魅力の一つです。 今回は、100均で簡単に手に入るアイテムと手芸用品メーカー クロバーの「タッセルメーカー」でクルマの中に飾ってかわいいタッセルガーランドをつくって、クルマの中にも飾っていきます。
目次
イベントのデコレーションに最適なタッセルガーランド
タッセルガーランドは、タペストリーや風船、ペーパーファンなどと一緒に飾りつけると、簡単に空間をパーティー仕様へと変えることができるアイテムです。特に、タッセルガーランドは、パーティーの主役が座る座席の背景や、壁、窓、ドアの上部などに飾ると、一気に空間が華やぎますよね。
もちろん、タッセルガーランドは既製品もありますが、自分の好きな色や材料を選んで、お子さまと一緒に手づくりするのもいいですね。かわいい飾りつけの写真が撮れるだけでなく、ガーランドをつくる楽しみも思い出として残るのではないでしょうか。
それではさっそく、つくっていきましょう。
材料と道具
- ・刺しゅう糸 25束くらい
- ・刺し子糸またはたこ糸
タッセルメーカー(ラージサイズ) / はさみ / 手芸用ボンド / 針
つくり方
1.タッセルをつくりましょう
タッセルメーカーは、ラージサイズ(できあがりサイズ約6~10cm)とスモールサイズ(できあがりサイズ約3~5cm)の2種類があります。今回はラージサイズを使って、できあがり9cmサイズのタッセルをつくりました。
最初に、刺しゅう糸を長さ20cmに切ったものを2本用意しておきます。この2本の糸はあとで使用します。
まずはタッセルメーカーの側面の溝に刺しゅう糸を5cmほど出してひっかけます。
引っかけた箇所(写真内①)の刺しゅう糸をしっかり押さえながら、上下の枠に巻きつけていきます(写真内②、③)。これを繰り返しながら刺しゅう糸を巻いていきます。
刺しゅう糸を全部巻き終えたら、20cmほど残してはじめとは逆の側面(写真内④)に糸をひっかけます。
巻きつけた刺しゅう糸の中心に、はじめに切っておいた20cmの糸1本を使ってきつく結びます。
タッセルメーカーの向きを縦にし、写真のようにはさみの刃先を溝に入れ、上下ともに切りはなします。
片側を切ったあとに、もう片側を切ります。そのときは、束を下に引っ張るように持ちながら切るとずれにくいです。
タッセルメーカーから刺しゅう糸の束を外すと、束の中央に糸でくくられた状態になります。
束になった刺しゅう糸を二つに折り、あらかじめ20cmに切っておいたもう一本の糸で結び目の近くをきつく結び、首をつくります。
束のもつれをほぐすと、タッセルができました。
2.タッセルの長さを揃えましょう
タッセルの長さを揃えるため、型紙をつくりました。縦18cm×横9cmの紙を2つに折り、できあがったタッセルを包むようにはさみます。
首と紙の端を合わせて、反対側のはみ出た糸を切りとります。
タッセルの端がきれいに揃いました。
タッセルを1.2と同じつくり方で、お好きな刺しゅう糸で25束ほどつくります。
針に刺し子糸またはたこ糸を通して、お好みで1~3cm間隔でタッセルをつないでいくと完成です。
いつもの場所に飾って、日常生活を鮮やかに
タッセルガーランドはイベントのときだけに飾るのではなく、生活スペースに飾ると何気ない日常が華やかになります。
例えば、クルマの助手席の背面に飾ってみるのはいかがでしょうか?
クルマでの送り迎えでいつも乗り降りするお子さまの目に入りやすい場所に飾りつければ、毎日のドライブも楽しくなるかもしれませんね。
また、お出かけ先でバックドアに飾れば、「くるまカフェ」を楽しむときのインテリアとして華やぎます。
自分だけのオリジナルタッセルガーランドをつくってみよう
今回は100均のアイテムと手芸用品メーカー クロバーの「タッセルメーカー」を使って、手軽に空間が華やかになるタッセルガーランドをつくりました。タッセルの色や素材を変えることで、もっと自分らしいデザインを楽しむことができます。
手づくりのタッセルガーランドは、既製品にはない温かみと個性が感じられます。素敵なガーランドをつくって、イベントも日常生活も華やかに彩りましょう!
参考:タッセルメーカー
<協力:クロバー株式会社>