
自然の中に「わたしの部屋」がある幸せ #くるまデコを楽しむ贅沢なひととき
今回のインタビューは『暮らしとくるまフォトコンテスト2023』で#犬のいる暮らしとくるま賞を受賞されたokyotomaruko(おきょうとまるこ)さん。愛犬まる ちゃん(チワワの女の子・9歳)と、愛車HONDA N-VAN(エヌバン)のえだまめ号とともに、高知県の豊かな自然と多くのくるまデコで彩られた車内の写真を投稿いただいています。okyotomarukoさんが「わたしの部屋」と誇るかわいらしい車内で過ごすライフスタイルについて伺いました。
目次

入賞作品は、愛犬まるちゃんとののどかな日々
ーフォトコンテストに応募された写真は、どのようなシーンの写真ですか。
この写真は、いつも行っている高知県の仁淀川(によどがわ)でデイキャンプをしたときに撮影しました。その日は、珍しくお弁当を用意していてお昼にしようと思ったら、ちょうど愛犬の“まる”が手をちょこんとテーブルに乗せたんです。その様子がすごくかわいくて!
思わず写真を撮ったら、いい雰囲気に撮れたんです。その後、たまたま『暮らしとくるま』フォトコンテストのお知らせを見て「これだ!」と思い、はじめてフォトコンテストに応募しました。

『暮らしとくるまフォトコンテスト2023』で犬のいる暮らしとくるま賞を受賞された一枚
一目ぼれしたN-VAN(エヌバン)「えだまめ号」は、わたしのお部屋

―HONDAのN-VANに乗られていますが、クルマを購入したきっかけは何ですか。
よく行くスーパーに買い物に行ったとき、駐車場に止まっていたクルマが目に留まったのがきっかけです。軽自動車なのに大きくて、色もすごくきれいだなと思って、気になって調べました。このクルマに一目ぼれして、ディーラーにも見に行くことにしました。
ディーラーに行って、実際にN-VANのバックドアを開けてみると、本当に天井が高くて、広くて……そのとき「あ、これは部屋にできるな」と直感的に思ったんです。

―「えだまめ号」と名づけたのは、クルマの緑系の色からですか?
そうです。えだまめ号の名前は、○○号とつけたら愛着がわくなぁと思ったので(笑)。その前もクルマは持っていたのですが、そのときは車種名に“ちゃん”をつけるくらいでした。
車体の色もお気に入りで、ガーデングリーン・メタリックといって、車両のカラーの美しさを評価する“オートカラーアウォード”で2018年にグランプリを受賞した色だそうです。

センスのいいインテリア雑貨で彩られた車内空間
―えだまめ号にしている“くるまデコ”は、どういったことを意識していらっしゃいますか。
はい。えだまめ号は「わたしの部屋」なので、お気に入りのインテリア雑貨をたくさん飾っています。
もともとインテリア雑貨が好きで自宅にもたくさんあるのですが、いいなと思ったものをえだまめ号に飾ると自然となじむんです。やはり、自分の好きなテイストのものはしっくりくるようで、えだまめ号に合いそうなかわいい雑貨や小物を飾っていったら、どんどんインテリア雑貨が増えてしまいました(笑)

―飾っているインテリア雑貨や小物には、ハンドメイドのものも多いのでしょうか。
えだまめ号は、天井が高く収納力がすごくあるので、スペースがもったいないなと感じて、飾り棚っぽいものをつくったりしています。また、カーテンやカーサイドタープも、全部自分でつくりました。

―車内はたくさんの雑貨がありながらも統一感がありますね。意識しているデザインはあるのでしょうか。
それが特になくて。最初はアジア系とかアンティークっぽいとか言われていました。あとは、雑貨屋さんとか、カフェみたいっていう人もいらっしゃいましたね。ほかにも、なんかジブリの世界観だねと言われたこともあります。
私の好きなものを飾っているだけなのですが、その人の受け止めかたでいろいろな風に見えるのでしょうね。

お部屋にしようとさまざまな飾りが施された車内
愛犬まるちゃんと一緒に、いろいろな場所でお部屋を満喫
―車内も素敵ですが、背景となっている場所も自然が豊かで美しいですね。キャンプやお出かけをすることは多いのですか。
デイキャンプは買い物やカフェに行く感覚でしょっちゅう行っています。泊まりがけのキャンプは月1~2回くらいです。

デイキャンプは、仁淀川沿いの自宅から近いところにも、もっと上流にも行ったりします。そのときどきの気分だったり、天気だったりをもとに決めています。
後部座席はずっと倒したままにしていて、そこでくつろいでいます。クルマに備えつけたテーブルのほかに同じ高さのテーブルをつくっていて、そこでコーヒーを淹れたりパソコンをしたりして過ごしています。あとは、まると一緒にお散歩を楽しんだりしています。

―泊まりがけのキャンプは、どのような感じで楽しんでいらっしゃるのですか。
家族とは休みが合わなかったり、他に趣味があったりするので、泊まりのキャンプは、基本的に私とまるの活動です。ソロキャンプ+わんこって感じですね。

特にお気に入りの場所は、高知県の東の方にある安田町というところです。川がきれいで山にも囲まれていて、そこはもう大好きで毎月のように行っています。
泊まるときは9割がた車中泊をしています。たまにテントも張りますが、クルマはすでに部屋になっているので簡単ですし、クルマの中で過ごすのが楽しくて! やっぱり私の部屋なんですよね。
夜は、ランプやランタンなどかわいいのをたくさん持っているので、それを灯して、暗い中で照明を楽しんでいます。

―お出かけのときは、まるちゃんもいつも一緒なんですね。
はい。まるはお出かけが好きな子で、いつも私についてきています。私にとって初めて飼ったわんこで、もうかわいくて! まるもわたしのことが大好きで、いつもジーと見てきています(笑)
まるはクルマに乗るのも抵抗がなく落ち着いていて、キャンプ場でも鳴かないで静かにしているんです。まるも、クルマが自分の部屋だと思っているので、出かけていても部屋にいるのと同じなのかもしれません。

えだまめ号でのカフェスタイルを多くの人と楽しみたい
―これからやってみたいことはありますか。
えだまめ号自体のアレンジは、もうだいぶやり尽くした気がしています。今度は「クルマ+何か」の楽しみかたを見つけたいです。ちょっと夢みたいなんですけれど、クルマでスタンドカフェみたいなものができたらと思っています。

実は、前にお友達とデイキャンプしていたときに通りがかった人から、「カフェやってますか?」って勘違いされて声をかけられたことがあったんです。そのときパラソルまで立てていたので、よっぽどカフェのように見えたのだと思います(笑)
でも、それを聞いて自分たちでコーヒーを提供するのもいいかなと思いはじめたんです。実際、まちがって声をかけてくださった方にコーヒーをごちそうして、一緒に楽しく話したこともありました。
いつか、かわいい木の小屋とその横にえだまめ号があって、立ち寄った人をおもてなしするカフェをするのも楽しそうだなと思っています。

「わたしの部屋」の #くるまデコを楽しむ
今回は、「わたしの部屋」としてクルマのインテリア飾りを楽しむokyotomarukoさんを紹介しました。愛犬まるちゃんと一緒に、えだまめ号でお部屋を移動させてさまざまなところにお出かけするのを楽しんでいらっしゃいましたね。
これからもokyotomarukoさんが自然豊かな場所へお部屋を移動する様子を楽しむ写真とともに、いつか、かわいい看板犬まるちゃんのいるえだまめ号カフェで、コーヒーを味わえる日を心待ちにしています。

取材協力・写真提供いただいたフォロワーさま:okyotomaruko さん
@okyotomaruko
