目次
4.ビニール傘
ビニール傘の先端を思いっきりサイドガラスに突き刺そうとしましたが、滑ってしまい、うまく力をかけることができませんでした。また、先端はサイドガラスに突き刺さるほど鋭くはないので、割ることは無理そうです。
5.ハサミ
ハサミは先端が尖っているし、もしかしたらいけるかな? と思ったのですが、強く叩いても割れる気配なし……やっぱりこれでもダメそうです。
6.ボールペン
何度か窓ガラスに叩きつけると、ボールペンの方がパキッと音をたてて壊れました。ボールペンで窓ガラスを割るのは、さすがに無理そうです。
7.(おまけ)男性がチャレンジ! ペグ&キャンプ用ハンマー
キャンプ好きな方ならクルマにあるはず(笑)ということで試しました。
「さすがにペグでは割れそうだから、試さなくてもいいんじゃないの?」と思っていたのですが、男性の力でも割れるどころか、サイドガラスに傷もつきませんでした。これには驚愕!!
いろんなもので試しましたが、やっぱりクルマのサイドガラスが頑丈だと再確認。それを軽い力で割れる「緊急脱出用ハンマー」の威力に納得です!
いざというときに緊急脱出用ハンマーが役立つように
緊急脱出用ハンマーを備え付けたら、あらかじめ使い方を確認しましょう。また、シートベルトカッターには使用期限があるので注意してくださいね。
いつでも使える状態にしておいて、いざというときに困らないようにしましょう。クルマにひとつ備えておけば安心です。
でも本当は、緊急脱出用ハンマーを使う事態に陥らないのが一番です。
事故にあわないように安全運転に努めたり、水害などの災害時にはきちんと情報収集し、無理してクルマに乗らないようにするなど、日ごろからの安全意識を高めることが大切。
クルマの中は、いつでも安全で楽しい空間であるといいですね。
文/矢田部 明子・写真/Yuichiro Ohara
撮影地:A PIT AUTOBACS SHINONOME
https://www.apit-autobacs.com/