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お手入れ

2020.3.27

メンテナンス初心者も気軽にできる「オイル点検」の方法

人間でいう血液と言えるほど、クルマにとって重要な役割のあるエンジンオイル。クルマの日常点検の一つにあるほど、エンジンオイルの点検(オイル点検)は欠かせないものです。定期的に点検する大切さをわかっていても、「オイル点検の正しいやり方がわからない」という方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。メンテナンス初心者も気軽にできるオイル点検の方法を、わかりやすくご紹介します。

オイル点検をする前に気を付けること

まず、オイル点検をするときに注意して欲しいことは、必ずエンジンを切った状態で、運転する前に点検すること。エンジンが熱をもっている状態で点検すると、エンジンを含むエンジン周辺のパーツやエンジンオイルが高温になり、手を火傷してしまう危険性があります。点検をするときは、必ずエンジンをかける前の状態でしましょう。

 

もし、クルマの走行後にする場合は、エンジンを切ってしばらく待って、エンジンが冷めているかを確認してから始めるようにしてください。また、クルマを平らな場所に停めておくのもお忘れなく。オイル量が正確に測れなくなります。

 

オイル点検に必要な物は、キッチンペーパーもしくは、いらない布のみでOK! 特別な道具を用意する必要はありません。準備ができたら、ボンネットを開けましょう。

00_ボンネット

ボンネットは車内のレバーを引いて、ボンネット内側にあるレバーを押しながら開け、棒でボンネットを固定します。詳しい開け方は取扱説明書で確認しましょう

「オイルレベルゲージ」を使ってオイル点検

エンジンルーム内にあるオイルレベルゲージの状態を見て、エンジンオイルの状態を確認します。この方法はとても簡単なので、メンテナンスに慣れていない方でもできますよ。

 

一般的なオイルレベルゲージの特徴は、取っ手の部分はリング状の形をしており、イエローなど目立つ色になっています。例外もありますが、多くの国産車のオイルレベルゲージが、この形と色の特徴を持っています。

01取っ手_イラスト

オイルレベルゲージのリングは、目立つ色と掴みやすい大きさをしていることが多いです

オイルレベルゲージを使用したオイル点検では、エンジンオイルの汚れ具合と、適正な量が入っているかの2つのことをチェックします。

1.オイルの「汚れ」具合をチェック

ボンネットを開いて固定したら、オイルレベルゲージの取っ手をつかみ、引き出しましょう。

02_ひっぱる_イラスト

全て引き出したら、キッチンペーパーもしくは布で、オイルレベルゲージに付着したオイルをキレイに拭き取ります。

03すべて引き抜く
05しっかり拭おう

オイルを拭き終えたら、汚れ具合を目で見てチェック。新しいオイルは透明度のある黄色やオレンジ色などの暖色系の色をしています。エンジンオイルが正常に機能していれば、オイルは汚れていくものです。オイルの透明度が少し濁ったような、茶色くらいの汚れであれば問題ありません。

04オイルの色

問題があるのは、オイルの状態が真っ黒に濁っていたり、異物が混ざりドロドロになっていたりした場合です。この状態のままクルマを走行し続けると、燃費が悪くなったり、エンジンに悪影響を及ぼす可能性も。早めにプロに相談するようにしましょう。

2.オイルの「量」をチェック

オイルの汚れ具合のチェックを終えたら、再び元の位置にオイルレベルゲージを戻しましょう。奥まで入るようにしっかり差し込み、すぐにまた引き出してください。

 

全て引き出したら先端部分にある2つの穴(上限と下限)に、どの程度オイルが付着しているか目で見てチェックをします。

06上限加減_イラスト

2つの穴の間に、オイルが付着している状態だったら適量です。もし、オイルの量が少ない場合は、オイルの色がキレイな場合でもプロに相談するようにしてください。

 

オイルの量をチェックし終えたら、オイルレベルゲージを元の位置にしっかり差し込み、ボンネットを閉めたらオイル点検は完了です。

定期的に自分でオイル点検をして、安全で楽しいドライブに

普段は自分でメンテナンスをしない方は、「はじめてのことなので、時間がかかるかも…」「ちゃんとオイル点検の見極めができるかな?」と思われるかもしれません。でも、日常点検というだけあって、作業はとっても簡単です。特に手を焼くこともなく、スムーズに作業できますので、オイルに問題ないことが分かれば安心して運転できますよ。

もし汚れなど気になることがあれば、プロに相談しオイル交換するといった早めの対処が可能です。

 

安全な状態でクルマに長く乗り続けるために、日常点検の一つであるオイル点検をこまめに行いましょう。オイルの状態を自分で見て安全をしっかりと確認した後は、楽しいドライブに出かけましょう。

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文・写真/Haruka Yamasaki

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