目次
【ステップ6】ヘッドレストカバーをつくる
ミシン・ミシン糸・アイロン・アイロン台・まち針を用意します。
【ステップ1】で考えたデザインの通りに布のサイズを測り、ヘッドレストカバー本体とカバーを留めるための紐を裁断します。

紐の部分は仕上げたい幅の約4倍の幅でカット。長さは縫い代(プラス2㎝ほど)のことを考えてカットしましょう。

ヘッドカバーの本体となる布の端を三つ折りにして、アイロンをかけてからまち針で留めます。

次に、紐をつくってから、ヘッドレストカバーの本体と縫い合わせます。
紐は、カットした布を中央に向かって上下の端を同じ幅になるように折り、アイロンをかけます。

中央を少し開けるように折りたたむ
半分に折りたたみ、アイロンをかけます。

折りたたんだ布を広げてM字になるように折りたたみ(アイロンをかけた方向とは逆に折りたたむ)、両端をまち針で留めて端から1㎝のところをミシンで縫います。


角をカットして表に返します。うまく表に返せないときは、目打ちや竹串など先の尖ったものを使って表に返しましょう。
あとは端を縫えば紐の完成です。

ヘッドレストカバー本体との固定は、三つ折りした間につくった紐をまち針で固定して、紐の上を縫うときは返し縫いをしましょう。

端をすべて縫い終えたら、ヘッドレストカバーの完成です。
手づくりのリアシートカバーを車内にセット
いよいよ車内にリアシートカバーを装着します!
まず、ヘッドレストを外して、ヘッドレストカバーの紐を結びましょう。

背もたれにふんわりシートカバーを被せます。

シートカバーの裏に付けたゴムを背もたれと座面に通して、カバーを固定します。


スナップボタンを閉じてから、ヘッドレストを元の位置に戻し、背もたれと座面の布を整えます。


整え終わったらセット完了です!


リアシートカバーを取り付けるだけで、車内の雰囲気が一気に明るくなりました。リアシートカバーはサイズが大きいので、つくるのに少し手間がかかりますが、その分、車内の雰囲気をガラリと変えることができて、完成後は満足感を得られるのではないでしょうか。
クルマの中がリアシートカバーを取り付ける前よりもグッと特別なものになり、プライベート空間を満喫できそうですね。
