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公開:2023.12.6
更新:2023.12.6

1台あると安心! ジャンプスターターはバッテリー上がりの強い味方

いざ出かけようとしてクルマに乗ったら、エンジンがかからない! その原因として多いのがバッテリー上がりです。バッテリーが上がってしまうと、せっかくのお出かけの予定が台無しになってしまうかも? と不安がよぎりますよね。こんなときに「ジャンプスターター」を持っていれば、素早く対処でき、予定通り出発することができるかもしれません。今回はバッテリー上がりの原因やジャンプスターターの使い方について解説します。

目次

クルマのバッテリーは、1年中、がんばっています

クルマを動かすエンジンをかけるときや、ライト点灯、ワイパー作動に必要なバッテリー。最近のクルマに多いアイドリングストップ車のエンジンON/OFFや、ドライブレコーダーのように電気で制御するものが多いと、バッテリーへの負荷が大きくなりがちです。さらに、夏はカーエアコンの多用、冬は低温状態からのエンジン始動、クルマのバッテリーは、常に過酷な状況にさらされています。

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長期間クルマを運転しない状態だとバッテリー内の電気が自然と減っていきますが、これもバッテリー上がりの原因に……クルマのバッテリーは、常に過酷な状況にさらされています。

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バッテリー上がりの要因は基本的に2つ。ひとつは電気の使用量が充電する量を上回って、充電不足の状態が続いた場合。もうひとつはバッテリーが劣化し、蓄電量が少なくなった場合です。

 

バッテリーは2~3年ごとの交換がおすすめです。バッテリーは、エンジンがかかりにくくなったり、ヘッドライトが暗く感じたり、アイドリングストップ機能が使えなくなったりして劣化に気づくこともありますが、定期的な点検が最も安心です。クルマの使用状況や気候などで変わってくるので、突然のバッテリー上がりを防ぐため、こまめな点検や定期交換を怠らないようにしましょう。

バッテリー上がりが起きたら、どうすればいい?

バッテリー上がりが起きたときの対処法は、基本的に以下の3つになります。

こちらは一般的なガソリン車を想定した対処法ですので、EV車やハイブリッド車の場合は、対応が異なるためメーカーのサポートやロードサービスに連絡することをおすすめします。

 

1.ロードサービスを呼ぶ

契約している保険会社やJAFなどに連絡して、ロードサービスに手助けしてもらうと良いでしょう。加入している保険会社でロードサービス特約に加入していれば、基本的に料金はかかりません。また、JAFは、加入していれば料金はかかりませんが、未加入の場合は約13,000円+高速道路料金などがかかります。

 

2.ジャンピングスタートを行う

ジャンピングスタートとは、ほかのクルマから電気を分けてもらってエンジンを始動する方法です。ただし、この方法はブースターケーブルを用意していることと、近くにほかのクルマがいることが前提となります。バッテリー性能が向上し、ロードサービスが一般化した現在は、あまり行われなくなりました。

 

3.「ジャンプスターター」を使う

ジャンプスターターとは、自らがジャンピングスタートを行うカー用品のこと。上記2つの方法ではほかの人の協力が必要になるためすぐには対処できませんが、ジャンプスターターを常備していれば自らがすぐに対応できる点がうれしいところです。ジャンプスターターは、さまざまなメーカーから数多くの商品が販売されています。

 

今回はベロフジャパンの「モバイルバッテリー ジャンプスターター 6000mAh」を例に説明します。

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内容物は本体バッテリーのほか、バッテリー上がりのときに使うセーフティモジュールジャンパーケーブル、充電用シガープラグ、micro USBケーブル、専用ケースとなっています

コンパクトで便利なジャンプスターター

今回紹介するベロフジャパンの「モバイルバッテリー ジャンプスターター 6000mAh」本体は、スマホと同じくらいのコンパクトさなので、持ち運びも簡単です。

一般的なガソリン車で使用するもので、ディーゼル車では使用できません。また、排気量3000cc以下の車両が対象となっていますので、ほとんどの乗用車をこの製品でカバーすることができます。

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「モバイルバッテリー ジャンプスターター 6000mAh」本体は、スマホと同じくらいのコンパクトさ

「モバイルバッテリー ジャンプスターター 6000mAh」を使用する際は、対象車両や使用方法をしっかり確認しましょう。

使用する際は、あらかじめ充電しておく必要がありますが、充電用シガープラグとUSBケーブルが付属されているので、走行中に充電することも可能です。

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ジャンプスタート出力ポートとセーフティモジュールジャンパーケーブルの端子は、誤接続がないように左右異なる形状なので安心です

バッテリー上がりのときの使いかた

バッテリー上がりの際は、本体のジャンプスタート出力ポートにセーフティモジュールジャンパーケーブルをしっかり挿し込んで、クルマのバッテリーのプラス端子とマイナス端子に接続してジャンプスターターの電源を入れて準備します。

ジャンプスタートの準備が整ったら、いつもと同じようにエンジンキーを回す(またはスタートボタンを押す)とエンジンがかかります。

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さまざまな用途でも使えるので、車内に備えたいアイテム

今回は、突然バッテリー上がりが起こっても、自分ひとりでも対処できるジャンプスターターを紹介しました。

 

しかしこれだけではなく、「モバイルバッテリー ジャンプスターター 6000mAh」は、スマホなどを充電できるUSB端子がついており、その名の通りモバイルバッテリーとしても使うことが可能です! また、常時点灯、SOS点滅、点滅の切り替えができるLEDライトもあり、1台3役のスグレモノと言えます。

突然バッテリーが上がってしまうと、お出かけの予定が楽しめなくなってしまうかもしれません。ぜひ1台携帯し、普段はスマホなどの充電やライトとして使い、もしものバッテリー上がりにも備えるのはいかがでしょう。

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モバイルバッテリーやLEDライトとしても活用できる!

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https://www.kurashi-kuruma.com/article/2021091513600

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