洗車をしてクルマがキレイになると、気分がスッキリしますよね。ところが、足元を見てみるとズボンやスカート、靴などのひざ下からビショビショに濡れてしまって、がっかりした経験を持つ方も少なくないと思います。

筆者の場合、暑い夏はショートパンツ＋サンダルのような軽装で洗車することが多いので、多少水がかっても気になりません。でもそれ以外の季節は、ズボン＋スニーカーといった服装が多いので、何らかの防水対策をしておく必要があります。

洗車時の防水対策は必要だとわかっていても、わざわざ洗車のために長ぐつを用意するのは、少しおっくうに感じてしまう方もいるかもしれません。そんなときに便利なのが、今回紹介する携帯用長ぐつ「カッパの足」。この長ぐつは普通の長ぐつと違って、折りたたんで収納できるコンパクトさに加えて、靴の上からそのまま履ける手軽さもあります。さらに、ファスナー式なので簡単に履くことができる点もうれしいところです。防水機能や靴底に滑り止めがついている長ぐつでありながら、かさばらないで保管できるという利便性の高いアイテムです。

早速、履き心地を試してみましょう。

「カッパの足」には右足用と左足用があるので、履く前に左右を確認しましょう。実際に履いてみると、内側に足首まで開くファスナーが付いているので、スニーカーのようなソールに突起の多い靴でも引っかかることなくサッと履くことができます。足を入れたらファスナーを引き上げ、固定用のボタンホックをパチッとはめるだけで完了です。

今回履いた「カッパの足」のサイズはL～XLで、靴のサイズが28cmと大きな筆者でも問題なく履けました。高さは39㎝と十分で、履き口には伸縮素材が使われているので、水の侵入を最小限に抑えてくれるでしょう。

一般的な長ぐつは素足や靴下で履きますが、「カッパの足」は靴の上からそのまま履けるところが最大の特徴。必要なときにサッと取り出してすぐに使えるので、想像以上に便利だと感じました。

「カッパの足」を履いて洗車をしてみたところ、見た目以上に防水性が高く、靴やズボンの裾が濡れることはありませんでした。しかも、洗車の途中で「カッパの足」にあえてシャワーをかけてみましたが、ファスナー部には水漏れ防止のフラップもついているので、ファスナーからの水が浸入することもありませんでした。

また、「カッパの足」のソールは、スニーカーのように滑り止め加工がされているので、濡れた地面でも滑ることはなく、安心して洗車ができました。

「カッパの足」は、折りたたむととてもコンパクトになるので、クルマに常備しておけば、さまざまなシーンで活躍してくれそうです。洗車時はもちろん、キャンプやアウトドアで急に雨が降ってきたときに、“泥汚れから靴を保護したい“というときにも役立つかもしれません。かさばらないので、クルマの背面ポケットやアウトドアグッズの中に入れておいても良いかもしれませんね。

今回は、さまざまな動物をテーマにした洗車関連アイテムの中から「カッパの足」を紹介しました。本来はかさばる長ぐつですが、コンパクトな携帯タイプになって、しかも靴の上からそのまま履けるというのは、今までにありそうでなかったアイデア商品です。長ぐつは、洗車時にも大変重宝しますが、雨の日の通勤や通学をはじめ、自転車やバイクの乗車時、ガーデニング、スポーツ観戦、アウトドアなど、さまざまなシーンで役立つでしょう。

オートバックスの店舗や公式通販サイト「オートバックスドットコム」でも販売されているので、ひとつ備えておくと、「持っていてよかった！ 」と思うシーンがあるかもしれませんね。