
クルマ用カーテンをうまく活用して、車内をもっと快適な空間に
大人数でクルマに乗るときに、後部座席に座っていて気になるのが、車内に入る日差しや温度。カーエアコンをつけていても、日の傾きによってはずっと直射日光が当たってじりじりと暑いこともありますよね。車内でお手軽に日差しを調整するときには、着脱が簡単なクルマ用カーテンが便利です。特に、自分でうまく日差しや温度を調整することができない小さなお子さまやペットが後部座席にいるときには、おすすめのアイテムです。
目次
後部座席の日よけにクルマ用カーテン

家族や友人とのドライブは、クルマの中でおしゃべりをしたり、風景を眺めたり、ちょっと眠って身体を休めたり……楽しくリラックスして過ごしたいですよね。でも、後部座席でくつろいでいるときに、日差しが当たってじりじりと暑くなってしまったり、少し眠りたいときでも日差しがまぶしくて休めなかったりすることはありませんか。
車内でお手軽に日差しを調整するときには、着脱が簡単なクルマ用カーテンが便利です。
クルマ用カーテンの種類には、マグネット式や吸盤式などがあります。取り付けは簡単で、後部座席の窓ガラスや車窓上部のフレームに取り付ければ、すぐに使えるものがほとんど。種類が豊富なので、自分に合ったものを選ぶことができますよ。

走行中は、運転席・助手席への取り付けは違反
便利なクルマ用カーテンですが、取り付ける場所にはご注意ください。走行中の運転席や助手席の窓ガラスへのカーテン取り付けは、運転中の視界を妨げることになるため、道路交通法に違反します。
(道路交通法 第55条 第2項)
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。
マグネットカーテンを使って お手軽にしっかり遮光
取り付ける場所に注意すれば、クルマ用カーテンは、後部座席の日よけにとても便利です。市販されているクルマ用カーテンには、遮光率や紫外線カット率が記載されているので、日差し対策を万全にしたい人にはおすすめです。

セイワ「OUTDOOR マグネットカーテン L」
マグネット式カーテンは、カーテン上部のマグネットを車窓のフレームに取り付けるだけと簡単です。ただし、フレームが金属製ではない車種などには使えないのでご注意ください。

カーテンを取り付けた状態は、車外から見るとしっかり目隠しできています。休憩中の仮眠に使うなど、プライバシーの保護にも役立ちそうでうれしいですね。

車内の彩りとしてお手製のカーテンを吸盤クリップで取り付け
車内の彩りとして、お手製のカーテンで雰囲気を明るくするのもおすすめです。クルマ専用の黒い吸盤クリップを使えば、お好きな布で簡易カーテンがつくれます。吸盤で取り付けるカーテンは市販品もあるので、遮光率や紫外線カット率などの布の素材によって選んでもいいですね。
お好みの布を使う場合は、日よけというよりもインテリアとして楽しめます。彩り豊かなカーテンがゆらゆら揺れる様子は、見ているだけで気持ちが安らぎますね。

クルマ用の黒い吸盤クリップに、100均のカフェカーテンを取り付け

ガーゼ生地を自分で染めてつくったカーテン
静電シートや車中泊用カーテンなど種類豊富
そのほか、カーテンではありませんが窓からの紫外線を防げるシートもあります。静電気の力で簡単に取り外しができる日よけシート「IR 断熱ペタッチ」というアイテムです。

また、車中泊向けの車内を360度カバーする車用カーテンもあります。
外からの視線をしっかりカットし、プライバシーを保護できるので、車中泊だけではなくお子さまの着替えにも使えそうです。

カーテンでクルマの中をもっと快適に

普段は日差しがまぶしいと落ち着かない愛犬も、カーテンをするとくつろいでいる様子
楽しいドライブをより快適に過ごすための車内カーテン。さまざまな種類があるので、シーンや用途に合わせて上手に使いわければ、ドライブがもっと快適になるはず。
カーテンは、日よけ効果に加えて、プライバシーも確保できるので、車内がよりリラックスした空間になります。後部座席に人やペットがいることが多い方は、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
